2024 ベルギー選手権個人タイムトライヤル 新王者は誰だ?

ツール・ド・フランスまでの期間中、各国で選手権が開催されている。自転車王国ベルギー選手権TTも開催された。National Championships Belgium – ITT(NC)

これまでの主な結果は

• 6月19日　オランダ選手権TT  ダン・フール　Lidl – Trek
• 6月19日　英国選手権TT  ジョシュア・ターリング　INEOS Grenadiers
• 6月19日　カザフスタン選手権TT  ドミトリー・グルズジェフ　Astana Qazaqstan Team
• 6月20日　イタリア選手権TT  フィリッポ・ガンナ　 INEOS Grenadiers
• 6月20日　ノルウェー選手権TT  ソーレン・ヴァーレンショルト　Uno-X Mobility

ベルギー選手権の過去優勝者

• 2023    ワウト・ファンアールト
  
• 2022　レムコ・エヴェネプール
• 2021　イヴ・ランパールト
• 2020　ワウト・ファンアールト
• 2019　ワウト・ファンアールト
• 2018　ヴィクトール・カンペナールツ
• 2017　イヴ・ランパールト
• 2016　ヴィクトール・カンペナールツ
• 2015 　ユルヘン・ファンデンブルック
• 2014 　クリストフ・ファンデワル
• 2013 　クリストフ・ファンデワル

ベルギー選手権TT  バンシュ～バンシュ　　38.6km

コースプロフィールマップ　https://uitslagen.kbwb-rlvb.com/

男子は19.3kmを2周、女子は1周。ゴール手前に200mの石畳がある。上りは3か所あるが1.5kmを越えるものはない。

残念なのは、レムコ・エヴェネプール、ワウト・ファンアールトはツール・ド・フランスに専念。Soudal – Quick Stepのイヴ・ランパールトは落車の影響が残っており欠場。ヴィクトール・カンペナールツ、シアン・エイテブルックスもいないのが残念。

ハイス・ファンフック　Intermarché – Wanty

ハイス・ファンフックが第1計測で8分54秒と暫定トップに。ゴールタイムは、48分32秒。

ブレント・ファンムール　Lotto Dstny

ブレント・ファンムールが、8分44秒で暫定トップに。

第2計測では23分14秒で暫定トップに。

第3計測32分43秒で暫定トップ。

ブレント・ファンムールは8秒遅れの暫定2位。

レナート・ヴァン・エトヴェルト　Lotto Dstny

交通事故にもあったレナート・ヴァン・エトヴェルトがスタート。

 

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2024.06.01

レナート・ヴァン・エトヴェルトは、47分47秒でゴール。

ジェノ・ベルクモエス　Lotto Dstny

ジェノ・ベルクモエスがスタート。

ゴールは47分54秒。

サンデル・デペルテル　Decathlon AG2R La Mondiale Team

サンデル・デペルテルがスタート。

第3計測で32分26秒で暫定トップに。

これは表彰台圏内か。後続をまたないといけない。

ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates

ツール・ド・フランスにも出場するティム・ウェレンスがスタート。

上位に入るのは間違いない。

第1計測はブレント・ファンムールと同タイム。

第2計測は22分36秒で暫定トップに。

第3計測も31分39秒で暫定トップに。

これはアレック・セガートを破ったか。

ゴールタイムは、46分6秒で大きくタイムを更新。これはベルギーチャンビオンとなったか。

ティム・ウェレンスは、ツール・ド・フランスでタデイ・ポガチャルをアシストする準備ができているようだ。

ルーン・ヘレゴッツ　Intermarché – Wanty

ルーン・ヘレゴッツがスタート。

第1計測は、ティム・ウェレンスから2秒遅れ。

ルーン・ヘレゴッツは、最後に大きくペースが落ちた。ティム・ウェレンスから29秒遅れてしまった。

ルーン・ヘレゴッツは、昨年同様に3位となりそうだ。

アレック・セガート　Lotto Dstny

優勝候補のアレック・セガート。

昨年はロードもTTも2位。

第1計測は3位。4秒遅れだ。

アレック・セガートは46分13秒でわずか8秒遅れ。

アレック・セガートは、まだ21歳なのでチャンスはいくらでもある。

リザルト

優勝したティム・ウェレンスのコメント

やる気満々だったよ。タイムトライアルバイクでかなりトレーニングした。昨日はまだ高地トレーニングをしていたんだ。午後は飛行機でここに来て、偵察をして、寝るのが遅くなってしまった。でも、野心を持ってここに来たんだ。

優勝はいつも難しいけど、すごく嬉しい。すごくいい気分だった。自分のペース配分よりも速く走れた。脚が良かったから、タイムは予想以上だった。

タイムトライアルは僕にとって優先事項ではないけれど、ポーランドとレニー・ツールでは誇りを持ってジャージを見せるよ。

トップチームが来なかったのもラッキーだった。そのおかげで少し楽だった。これが初めてのタイトルだけど、あのバンドはもう永遠に僕のジャージに付いている。一生の思い出として残るだろう。

2位　Lotto Dstnyのアレック・セガート

残念だけど、また自分の価値を見せつけられた。わずかな差は常に不運だが、その数秒を挽回しなければならない。どこにも残していない。今日はティムが一番強かった。

3位　Intermarché – Wantyのルーン・ヘレゴッツ

タイムトライアルがうまくいかなかった。フィーリングもテクニックも、本当に満足できなかった。大志を抱いてここに来たし、チームもよくサポートしてくれた。

いい走りができたと思えば、それは単純なことで、もっといい選手が2人いただけ。でも今はタイムトライアルにがっかりしている。満足はしていない。去年は3位になった時、とても嬉しかった。だが、今は失望しかない。