ツール・ド・フランスや、ブエルタ・ア・エスパーニャなど、グランドツアーで30kmとか長い登りが出てくるけれど、2024 ブエルタ・ア・コロンビア第4ステージにとんでもない登りが出現した。
なんと、その距離88km。こんなに距離のある登りのUCIの公認レースは他にはない。
アルト・デル・ティフォン
Today in @Vueltacolombia1 , the riders will go up the longest/hardest climb ever used in an UCI race: Alto el Sifon: 88 km@4,3% and the top at 4149m. Almost 4000m of climbing on a single ascent WTF! 😱🇨🇴
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📈 by @alti_col . #VColombia2024 pic.twitter.com/6VGQ8wmRLB
— Mihai Simion (@faustocoppi60) June 18, 2024
コロンビアは高地にあるけれど、アルト・デル・ティフォンは、4,149mとコロンビアで最も高い山となる。
アルト・デル・ティフォンは、平均勾配4.3%で88kmの距離を登るが、頂上に向かって最大10%勾配の部分もある。これだけ登って最後に急こう配では大変だ。
⏱️ Wilson Pena, Julian Cardona, Rodrigo Contreras and Diego Camargo climbed today Alto El Sifon (87,2 km@4,3%) in 3 HOURS 28 MIN 10 SEC. This was the longest climb ever ridden in an UCI race. Gotta love Vuelta a Colombia! 😍🇨🇴#VColombia2024 pic.twitter.com/sM8UneCL3H
— Mihai Simion (@faustocoppi60) June 18, 2024
これだけの登りなのに、最後は4人のスプリント。勝ったのは、2021年までAstana Qazaqstan Teamで走っていた、ロドリコ・コントラレスだ。
上の写真では青いジャージで、Nu Colombiaのコンチネンタルチームで走っている。
ロドリコ・コントラレスは、2024 ツアーコロンビアでは、リチャル・カラパス、エガン・ベルナル、エスデバン・チャベス、イバン・ソーサなどをおさえて総合優勝を飾っている。
現在、ブエルタ・ア・コロンビアでは、ロドリコ・コントラレスが総合首位で、残り4ステージを残して45秒差。2クラスのレースだけど、総合優勝も固いはず。
コメント
登りのしんどさは言うまでもないけど、
勾配があまりないとはいえ下りきる頃には握力が死んでそうw
たしかに。超長距離を走る人が良く下りのブレーキのほうが大変というのと同じですね。ディスクだと軽いだろうけど、パットが心配。