2024 パリ~ニースでは、マッテオ・ヨルゲルソンをアシストしていたウィルコ・ケルデルマン。
Team Visma | Lease a Bikeは、スプリンターのオラフ・コーイもいたので、山岳アシストはクーン・ボウマンと二人だった。
ウィルコ・ケルデルマンは、最終第8ステージを21位でゴール。総合8位でフニッシュしている。しかし、ウィルコ・ケルデルマンはゴール後に病院直行となった。
手術に
Unfortunately, Wilco Kelderman fractured his collarbone in a crash in the final stage of Paris-Nice.
Today he successfully underwent surgery. We wish him a good recovery 💪 pic.twitter.com/EPUOoJ098b— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) March 11, 2024
ウィルコ・ケルデルマンは、第8ステージで落車。なんと、鎖骨骨折しながらもフニッシュラインを越えている。
痛みをこらえてのゴールだったが、病院ですぐに手術となり、すでに成功して終わっている。手術なので、復帰は早いだろうけど、まあよくケガをする選手だ。
2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージでは、ゴール手前4.2kmの大落車に巻き込まれている。
この時に、小指を骨折したのだけど、総合25位でブエルタを完走している。しかも、第20ステージでは、189kmの逃げにも乗っていた。痛いはずだけど走っているのだから凄い。
ケガだらけの選手生活
ウィルコ・ケルデルマンほど、ケガの多い選手もいない。ケガリストにさらに鎖骨骨折が追加される。
- 2014年12月23日:トレーニング中に鎖骨骨折
- 2015年6月8日:クリテリウム・デュ・ドーフィネでの転倒による手首の負傷
- 2015年6月13日:ドーフィネのクイーンステージで、早めの転倒により氷に沈む
- 2015年7月2日:トレーニング中に軽度のクラッシュが発生
- 2015年7月13日:ツアーデビュー戦で何度もクラッシュ。背中の問題に悩まされる
- 2016年3月21日:ツアー・オブ・カタルーニャでの体調不良について
- 2016年7月23日:ツール・ド・フランス第5ステージでの遅めの転倒による打撲傷
- 2017年3月7日:ストラーデビアンケでの指の骨折で1ヶ月間欠場
- 2017年5月14日 : ジロ・デ・イタリアでのバイクとの衝突で指を骨折
- 2017年8月22日 : 第4ステージのブエルタ・ア・エスパーニャで転倒
- 2017年10月22日 : ツアー・オブ・グォンシィでのクラッシュで腕に深い傷を負った
- 2018年3月11日 : ティレーノ〜アドリアティコで転倒し、鎖骨骨折
- 2018年4月5日 : 鎖骨骨折の合併症による長期欠場
2018年7月1日 : NKサイクリングでの事故後、肩を調査 - 2019年3月29日 : カタルーニャ州での転倒による頸椎骨折、鎖骨骨折
- 2019年7月22日 : 背中のトラブルでツール・ド・フランスを離脱
- 2021年1月16日 : トレーニング中の事故による椎骨骨折と脳震盪
- 2021年9月1日 : ベネルクスツアー第3ステージ落車 骨盤・肋骨、手の骨折
- 2023年8月28日 : 落車により小指骨折
- 2024年3月10日 : 落車により鎖骨骨折 手術
リストを見てもわかるように、ウィルコウィルコ・ケルデルマンは何度も鎖骨骨折していることがわかる。
ウィルコ・ケルデルマンのレース予定では、アルデンヌクラシック3戦をすべて走る。アムステルゴールド、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュを走った後に、ジロ・デ・イタリアにも出場だ。
ジロ・デ・イタリアでは、ワウト・ファンアールト、シアン・エイテブルックスを山岳でアシストすることになる。鎖骨骨折でも手術をしているので、バイクに戻るのは速い。
1か月あればアルデンヌクラシックの準備は可能となりそうだ。
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