ロードバイクの情報を発信しています!

2024 パリ~ニース第1ステージ 帰ってきたエガン・ベルナル!

海外情報
Unsplashdylan nolteが撮影した写真
この記事は約8分で読めます。

お帰り、エガン・ベルナルと言ってもよいのではないだろうか。

パリ~ニース第1ステージでは、レムコ・エヴェネプールのアタックが目立ったけれど、2度の攻撃に参加していたのが、 INEOS Grenadiersのエガン・ベルナルだ。

ベルナルファンにはたまらない復活の走りを見せてくれている。

 

スポンサーリンク

攻撃するエガン・ベルナル

 

すでにエガン・ベルナルは、2024 ツアー・コロンビア総合5位、2024 オー・グラン・カミノ総合3位と復活の走りを見せていた。

特に、オー・グラン・カミノ第2ステージでは、Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーに山岳で追従する動きも見せている。

 

そして、このパリ~ニースでは、攻撃的なエガン・ベルナルの姿をついにファンに見せてくれた。

ゴール手前17kmにあったスプリントポイントのモンテンヴィルでは、マッテオ・ヨルゲルソン、レムコ・エヴェネプールに続いて3位通過で、ボーナスタイムを2秒獲得している。

 

さらに、最後の3級山岳でのレムコ・エヴェネプールのアタックでは、下ってからも逃げの先頭に立ちけん引している。

ボーナスタイム獲得でエガン・ベルナルは、総合でも8秒遅れの6位につけている。今後タイムトライヤルでは、遅れるかもしれないけど、残る山岳ステージでも期待大だ。

 

2年を経て

 

思い出してほしい。上記の動画でもわかるように、エガン・ベルナルが、トレーニングのために家を出たのは2022年1月のことだった。

その数時間後、ガールフレンド、家族、友人たちは彼の命を心配する事態に。

病院では背骨、大腿骨、膝頭を含む20カ所もの骨折が診断され、2度の気胸やその他の怪我が彼の容態をさらに悪化させた。

しかし、エガン・ベルナルは何度も手術を繰り返し、8か月後にレースに復帰。2023年シーズンは、ツール・ド・ロマンディ総合8位、ツール・ド・ハンガリー総合8位、クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合12位。

2023年最後のグランドツアーであるブエルタも出場。実にツールとブエルタのダブルも達成している。

 

こちらはゴール後のチーム投稿ビデオ

 

緊張して大変な一日だったが、最終的にはうまくいったと思う。我々はよく頑張ったので、この日とパフォーマンスに満足しなければならない。

最後の登りで動き出す計画はあった。我々は良い位置にいたので、チャンスを見て最初の人たちを追った。それはその日の主な目標ではなかったが、自分がそこにいたとき、ただそれを目指した。

我々は良い位置にいたので、チャンスを見て選手たちについていった。我々はレースをハードにしようと努めたが、それをやり遂げた。

 

今年は、グランドツアーはブエルタに絞る感じだけど、TT能力が元に戻れば、ある程度の総合順位も期待できそうな感じだ。

その前に、ゴールでエガン・ベルナルが手をあげる姿が見てみたいものだ。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました