UCIは2024年から極端な内向きのブレーキレバーの角度を制限する。この極端という角度がどれくらいなのか具体的な指示はなかった。
UCIは、3Dプリントで作成された機器で女子のツアー・ダウンアンダー第1ステージから測定を開始している。
レバー角度チェック
#Matos 🚲 / L’UCI réalise ses premiers contrôles des cocottes. pic.twitter.com/6JLebbXwqK
— Renaud Breban (@RenaudB31) January 12, 2024
この機器を使うと約10度以上の角度までが許されるようだ。ハンドルバーのドロップがどれくらい広がっているのかも分かる。
ほとんどのライダーのブレーキレバーの角度は合格だった。
UCI commissaires were checking for extreme lever angles before the start of the women’s #tourdownunder stage today. https://t.co/jschIP7Hhk
— Escape Collective (@EscapeCycling) January 12, 2024
上記の写真のように、最近のレバーは真っすぐ取り付けられていることのほうが稀だ。ハンドルに沿って取り付けられるので、少し傾いている。
問題は、このブレーキレバーを内側に傾けることがいけない。
ただ、ブレーキレバーが内側になっていた場合でも、ブレーキフードの位置を少し手直しすれば問題なく合格となる。
2025年からは、設置ガイドラインが作られる。現在、メーカーなどと協議しているとのことだ。まあ、あまりに極端で、フルブレーキをかけた時に使えないとか、制動力が落ちては危険。
ある程度の基準は必要なのかもしれない。
男子のツアー・ダウンアンダーは1月16日から開始される。ライダーのブレーキレバーの角度を良くみていないといけない。
コメント