Jumbo-Vismaとプリモシュ・ログリッチは夢のような組み合わせだったが、その関係はこの秋に終わりを告げた。
契約終了の2年前も前に、ログリッチは他を探すことを決めた。来シーズンはBORA-hansgroheに移籍する。
プリモッシュ・ログリッチは、師匠としてヨナス・ヴィンゲゴーを高いレベルに導いたが、弟子は師匠に追いついた。
「気をつけろ: プリモシュはまだツール・ド・フランスで勝てる」とヨナス・ヴィンゲゴールは語っている。
プリモッシュ・ログリッチに関しては
ヨナス・ヴィンゲゴーの存在そのものが、ログリッチの出発をBORA-hansgroheへと後押しした。
ログリッチは、ヴィンゲゴーがいる限り、Team Visma | Lease a Bikeのリーダーとして2024ツール・ド・フランスに完全参加できないことを知っていた。
チームオーナーのリチャード・プラグが、秋に共同キャプテンの退任をヨナス・ヴィンゲゴーに伝えていた。
プリモッシュ・ログリッチが移籍したことについては?
それはとても不思議なことだよ。彼はこのチームで8年間ライディングしてきた。プリモッシュは長い間チームにいたから、みんなにとって大きな変化になるだろう。チームメイトから最大のライバルの一人へとね。
プリモッシュ・ログリッチからは何を学びましたか?
同じ場所にいるときは、いつも一緒に走った。彼はいつも、私が発見しなければならないことすべてを助けてくれた。そして今、彼は対戦相手だ。だから、すぐに彼と対戦するのはクレイジーなんだ。
それに慣れる必要がある。彼は私たちの長所も知っているが、彼の長所も知っている。
彼の長所はたくさんあるから、それを全部挙げるのは難しい。プリモッシュはとても強いライダーだ。レースのあらゆる面で優れているが、何よりも精神的にとても強い。とてもタフなライダーだ。
ツールでは誰がライバルとなるでしょうか?
来年の夏には、彼、タデイ・ポガチャル、レムコ・エヴェネプール、そして私の4人が総合優勝を狙う可能性がある。フランスで何ができるか、いい計画を立てなければならない。
プリモッシュは本当にとてつもなく強く、手強いライバルだ。そう、プリモッシュはツールで勝てる。
彼はすでに2020年に迫っていたし、とてもとても高いレベルにある。彼を倒すために全力を尽くさなければならない。この夏、他の2人にも気をつけなければならないけどね。
ヨナス・ヴィンゲゴーのレーススケジュール
この投稿をInstagramで見る
-
2/22 グラン・カミノ
-
3/4 ティレーノ~アドリアテッコ
-
4/1 イツリアバスクカントリー
-
6/2 クリテリウム・デュ・ドーフィネ
-
6/29 ツール・ド・フランス
-
8/17 ブエルタ・ア・エスパーニャ
ヨナス・ヴィンゲゴーは、2023年とほとんど同じスケジュールとなる。
ヨナス・ヴィンゲゴーは、2021ツール・ド・フランスでプリモッシュ・ログリッチがリタイヤしたことで、Jumbo-Vismaのリーダーとなり総合2位へと上り詰めた。
2022ツール・ド・フランスでもプリモッシュ・ログリッチが第15ステージでリタイヤ。
そのためにツール総合優勝という名誉を得た。ログリッチがツールでリタイヤするということがなければ、歴史も変わっていたかもしれない。
まあ、それだけプリモッシュ・ログリッチは落車が多く、不運に見舞われたライダーだとも言える。
そして、今はヨナス・ヴィンゲゴーが完全にチームの第一人者となった。ライバルとなったプリモッシュ・ログリッチとの山岳での戦いは熾烈となるだろう。
ただ、4強となるので誰が最初に仕掛けるのか、それも注目に値する。
コメント