第8ステージで、ようやくジロ・デ・イタリアでの1勝をあげたカレブ・ユアン。
それに対して、第3ステージで降格処分をうけたエリア・ヴィヴィアーニ。
2年連続でマリアチクラミーノ獲得を目指していたのに、その望みもなくなってしまった。
せっかく、イタリアナショナルチャンピオンジャージも作り直したのにねえ~
二人のスプリントのチャンスはあと2回か?
二人にとってスプリントで勝利出来るステージは平坦ステージ。まずは第10ステージ。
ラヴェンナ〜モデナまでの真っ平らの145キロ。スプリンターチームは絶対に逃げを許してはいけないコース。しかも、距離も短い。
続いて第11ステージは、カルピ〜ノーヴィ・リーグレまでの221㎞。
ここは、2010年に新城幸也が3人逃げを自らのアタックで決めて3位に入ったコース。だが、今回は決してスプリンターチームが逃がさないだろう。
山岳に入る前の最後の平坦コースなので、スプリンターの活躍出来るステージはここしかないのだ。
ヴィヴァーニの勝利はあるのか
ツール・ド・フランスに出場するカレブ・ユアンとマリアチクラミーノ獲得の望みのなくなったエリア・ヴィヴィアーニは、このステージを最後に去る予定だとベルギーの新聞が伝えている。
イタリアナショナルチャンピオンとして、国内の期待を集めていたヴィヴァーニはなんとしても、この二つのステージで勝利をつかみ取らなければならない。
エリア・ヴィヴィアーニは、第3ステージで勝利したと思ってゴール。
しかし、UCIコミッセールは故意に斜行したとして、ヴィヴィアーニに集団最後尾への降格を言い渡したのだ。
しかも、たんなる降格ではなく
- 500スイスフランの罰金
- 30秒のタイムペナルティ
- 50ポイント減点
これで、ヴィヴァーニの2年連続マリアチクラミーノ獲得は夢と散ってしまった。
ヴィヴァーニは、ゴールまで走りたかったでしょう。しかし、山岳を越える意味がなくなってしまったのではしょうがないですね。
その後の第8ステージでも、カレブ・ユアンに続いて2位となってしまった。
この2ステージで勝つスプリンターは誰か? ユアンかヴィヴァーニか? それともアンカーマンか?
二人が去るとなると、マリアチクラミーノ争いはパスカル・アッカーマンが有力となりそうですね。
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