2023ジロ・デ・イタリアでは、コロナ陽性により多くのライダーが去っている。ジロが始まる前には、Trek-Segafredoのジュリオーネ・チッコーネが諦めている。
現在ジロをコロナで去ったライダーは
- フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers
- レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step
- リゴベルト・ウラン EF Education-EasyPost
- クレモン・ルッソ Team Arkéa Samsic
スタート前ギリギリで交代したのは
- ロベルト・ヘーシンク Jumbo-Visma
- トビアス・フォス Jumbo-Visma
- ヨス・ファンエムデン Jumbo-Visma
しかし、現在集団の中でコロナ陽性反応を出しながら走っているライダーがいる。それは誰?
ローマで残るライダーはいない
Ready for my 1st @giroditalia 🇮🇹, and 6th Grand Tour. Tune in from tomorrow! @IntermarcheCW @cyclingmedia_ag pic.twitter.com/9A0KatlmVt
— Sven Erik Bystrøm (@sebystrom) May 5, 2023
現在、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxからジロに出場しているスヴェンエリック・ビストラムは、最初の週にコロナ陽性反応が出ている。
それなのにジロを撤退していない。彼のインタビューを聞いてみると
今は気分が良く、最悪の事態が去ったことを望んでいる。軽い症状があり、ここ数日は疲れを感じていたが、それを乗り越えるだけの問題だった。
症状から判断する必要がある。熱があり、体調が悪いと感じたら、それはそれで一つの問題だが、自分は軽い症状で、3週間のステージでは普通の感覚である疲労感を感じていた。
今は体調が良くなり、病気が体から抜け出したように感じている。いつかブレイクに参加したいと思っている。
もし、陽性反応が出た人が全員ジロを棄権したら、ローマに到着する人はほとんどいなくなると思う。
自分は、ロングコビッドの結果を恐れているのでしょうか?
確実なことは何もない。ロングコビットにかかった人の方が多いが、ほとんどの人はそれを回避している。
運が悪い人もいるが、誰にでも起こりうることだ。コロナウイルスは2年前と同じではない。私たちは5種混合ワクチンを接種している。今は、免疫系が反応するんだ。
ジロでのコロナ判断は?
この問題には賛否両論あり、コロナ陽性者の取り扱いについて、医療スタッフやチームマネジメントに重要な責任が求められている。
世界保健機関(WHO)は以前、コロナに関する非常事態宣言を解除した。
WHOによると、ウイルスはもはや健康危機を引き起こさないという。そのため、ジロ・デ・イタリアでは、コロナプロトコルは設定されていなかった。
どのチームも希望に応じてコロナ検査をできる状態だった。その後、チームはコロナ陽性のライダーをコースから外すかどうかを決定できる。
コロナ陽性だったら、即撤退しなければならないという決まりはない。ジロでは、今後のステージでは、表彰式やレース前のマスク着用が義務付けられる。
ただ、これだけコロナ陽性が出てからでは遅すぎたのでは。
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