Wahooは、ハンドルバーに取り付けられた親指パドルを使って、ユーザーのアバターの位置を変更できるWahoo KICKR STEERを発売した。
これまで、アバターが前の走者を抜く場合には足の力によって自動で行われていたが、このWahoo KICKR STEERを使うと自分で位置を動かすことが出来る。
より、リアルにバーチャルライドを再現しようとしている。2020年にはZwiftステアリングがすでにあったが、これに対抗するものだ。
WAHOO X STEER BUNDLE
クラッシュすることはないけれど、他の人を回避するのに失敗した場合、通過する前に数秒間足止めされる。
インターバル セッションなどで操縦したくない場合は、設定の「自動回避」オプションを使用して操縦を無効にすることも可能だ。
新しい Wahoo KICKR STEERは基本的に、スマートフォンを追加のコントローラーに変えるバーに取り付けられたデバイス。
アプリと組み合わせることで、ライダーはメインのトレーニング画面ではなく、指先でスマートフォンを介してビュー、ワークアウト、ステアリング、およびその他のコマンドを制御することが出来る。
Wahooは2022年に、バーチャルサイクリングプラットフォームのRGT Cyclingを買収している。
Wahoo初のインドア サイクリングアプリであるWahoo SYSTMは、ゲーミフィケーションやシミュレートされた現実よりもトレーニングを優先していた。
しかし、RGT Cyclingの買収により、Wahoo のポートフォリオにバーチャル ライディングの世界が加わった。
この変更により、Wahoo RGTでの他のライダーとの競争が、よりZwift レーシングに似たものになっている。
現在は、Wahoo RGT、Wahoo SYSTEMのどちらのアプリを使っていたとしても、Wahoo Xという一つのサブスクで管理されている。
価格は3万円。
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