シクロクロスワールドカップ2022-2023第10戦ヴァル・ディ・ソーレでは、積雪のためにスノークロスに。
昨年優勝のワウト・ファンアールトは、Jumbo-Vismaのキャンプ、トム・ピドコックはINEOS Grenadiersのキャンプで不在。
変わって、マチュー・ファンデルプールがスペインのキャンプから帰ってきた。Stravaでは、12月12日までは、チームと乗り込んでおり、13日からシクロクロスバイクとランニングを練習している。
だが、ヴァル・ディ・ソーレでは2列目スタートに関わらず、マチュー・ファンデルプールは上位に食い込んでくることはなかった。
マチュー・ファンデルプールがゴールで遅れた理由について、イタリアに来ていた父親のアンドリュー・ファンデルプールが語っている。
マチュー・ファンデルプールはどう考えていたか?
Here is our line-up for the snowy edition of #CXWorldCup in Val di Sole with @GVermeersch debut in CX this season!
Good luck!#AlpecinDeceuninck pic.twitter.com/H6kEYRzgv5
— Alpecin-Deceuninck Cycling Team (@AlpecinDCK) December 16, 2022
Alpecin-Deceuninckは、6人が参戦 結果は
- パック・ピーテル 優勝
- セイリン・アラマバード 2位
- ニルス・ファンデプッテ 2位
- マチュー・ファンデルプール 8位
- トーン・ファンデボッシュ 13位
- ジャンニ・フェルメルシュ 17位
チームとしては、男女の優勝が欲しかったところだろう。ニルス・ファンデプッテはパンクが痛かった。
父親のアンドリュー・ファンデルプールは、マチューの結果について、次のようにコメントしている。
あまりないね。彼は心を痛めていたのだと思う。これ以上見るのはやめよう。こんなことは、彼にとっては決してない。
氷上に出るのは初めてで、昨年はかろうじてクロージングできたことが活きている。脚に少し入っているだけで、スペインのロードトレーニングキャンプから帰ってきたばかりだ。しかし、恐怖より先に見ることはない。すべてのコーナーで皆それを見ただろう。
マチュー・ファンデルプールは、キャンピングカーに直行してましたが閉まっていたので、一部のファンとの記念撮影に応じました。だけど、楽しんでいるようではなかったですが。
それは彼にとって挫折だったに違いない。それなら、自分に腹を立てればいい。でも、それに場所を与えることができなければならない。
来週はもう別のクロスがある。実は、良い気持ちでここを走り回らなければならない。そうすれば、1周で30秒速く走ることができる。
それは絵を描かなくても、優勝したパック・ピーテルやマイケル・ファントーレンハウトを見ればわかる。
彼らと一緒にいるとポジティブな意味となり、マチューと一緒にいるとネガティブな意味でそれを見る。
そして、エリ・イーゼルビットのように、コーナーごとにペダルから足を離してリスクを冒し始めるライダーもいる。
ある時点で、それは上手くいかない。また、マチューには、コーナーで自信を得るためには、序盤から気楽にやらなければならないと伝えていた。でも、それがなかった。
フラットなペダリングができるコーナーもあった。だが、マチューはターンの前にそこで脚を止めていた。そうすると四方八方に滑ってしまう。ただ、今日は彼の日ではなかった、それは、同じくらい簡単だ。
無理をすると
🚑 Medical update: after the bad crashes in Val di Sole, luckily the first examinations on the race venue haven’t showed any fractures for both Fem van Empel and Eli Iserbyt 🍀
(1/2) pic.twitter.com/A2xeFOinym
— Pauwels Sauzen – Bingoal (@PS_BG_CT) December 17, 2022
雪の中を自転車で全力で走ったことはないので、わからないけどコーナーでは身を任せているだけではダメだということなのだろう。ただ、無理をしてケガをしたりリタイヤしたりするのは行けない。
マチューの場合には、ケガをしなくて正解だったのかも。
ちなみに、リタイヤした女子のワールドカップリーダーのフェム・ファンエンペルは鎮静剤を打って、足と膝が動いたので、本人の意思で病院にはいかず。ポールで頭も打ち付けたと。
ポールで太ももの筋肉も挟んでおり、オランダに帰って精密検査となる。
男子のエリ・イーゼルビットも骨折とかはなし。元々、腰や背中の痛みのあるので、今日もスタートするか、どうか分からない状態だった。その中での落車は痛い。
二人が1週間で立ち直ることを期待するしかない。
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