Astana Qazaqstan Teamはミゲルアンヘル・ロペスの解雇を発表した。
12月12日をもってチームから抹消されている。
チームの発表では、意味深な言葉で書かれているが、メイナール事件の調査の進展があったことがうかがえる。
12月12日で解雇
Official statement on Miguel Angel Lopez:
— Astana Qazaqstan Team (@AstanaQazTeam) December 12, 2022
チーム公式サイトの言葉をそのまま記載すると
Astana Qazaqstan Teamは、ミゲルアンヘル・ロペスとマルコス・メイナール博士との関係を示す新しい要素を発見しました。
したがって、チームは、当該契約および内部チームルールの違反に基づいて、チームとライダーの間の契約を直ちに終了する以外に解決策がありませんでした。
チームとライダーの権利を保護するために、それ以上のコメントは行われません。
これはメイナール事件での調査が進展して、新しい事実が発覚したということだろう。
メイナール医師は今年5月11日に逮捕されている。
メイナールはドーピング行為により、すでにポルトガル自転車競技連盟から10年間の資格停止処分を受けており、世界アンチドーピング機関WADAも彼に資格停止処分を課している。
ミゲルアンヘル・ロペスは、7月にスペインのマドリード空港で司法警察組織Guardia Civilに所属する捜査官によって捜査を受けている。
これまでも、ミゲルアンヘル・ロペスは、Astana Qazaqstan Teamとの関係が悪化して、来シーズン以降のチームを探しているという情報はあった。
今回の解雇により、移籍などは一層厳しくなったことは間違いない。新たな事実の内容によっては、移籍どころか、引退の可能性もあるかもしれない。
また、情報があれば報告したい。
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