まだ、正式ではないがBahrain Victoriousのソンニ・コルブレッリが今シーズン限りで引退のニュースが流れている。
イタリアのスポーツ紙、La Gazzetta dello Sportがサイクリストとしての引退を発表すると報道したのだ。
正式な記者会見は11月15日に行われるが、やはり復帰の目途はたたなかったようだ。
絶頂期での引退
Colbrelli, the King of Roubaix 👑
One year ago, @sonnycolbrelli won Paris-Roubaix 2021, the most important victory of his career so far 🙌🏼 pic.twitter.com/LKO3TiDm9b
— Velon CC (@VelonCC) October 3, 2022
全ては2021ツール・ド・ポローニュ第1ステージのゴール後に起こった心臓発作が原因だ。
AEDを使用して蘇生したが、その後、埋め込み型除細動器(ICD)を身体に埋め込む手術を受けている。
スポーツ出場資格に関する健康規制が厳しいイタリアでは、皮下電気刺激装置を装着してレースに出場することはできない。
サッカーの場合には、デンマークのクリスチャン・エリクセンが昨年の欧州選手権に埋め込み型除細動器をつけて出場している。
ソンニ・コルブレッリもイタリア以外でのレース復帰を考えていた。だが、現在ソンニ・コルブレッリが住んでいるスイスでのレース出場はUCIによって禁止されたと言われている。
復帰の可能性を探っていたが、道が立たれた形だ。
妻と2人の子供がいるソンニ・コルブレッリはその他の国でのレースも考えていたが、心臓発作が起こる状態が考えられる中での復帰は難しいと判断したようだ。
11月15日の記者会見で、ソンニ・コルブレッリが何を語るのか聞くことになりそうだ。
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