ベイマークラシックのゴール手前29kmで起きた大落車は、レースの結果を変えてしまう事故となってしまった。
レースの先頭付近で起こっており、Jumbo-Vismaのライダーが崩れたと思ったら、Bahrain Victoriousのライダーが横倒しとなる。
その後、約30人が足止め。ファビオ・ヤコブセン、カレブ・ユアンもここで遅れてしまう。この落車で最大の被害を受けたのはJumbo-Vismaのヨス・ファンエムデンだった。
骨折で数週間の離脱
Jos van Emden suffered a broken collarbone and a concussion in a crash this afternoon.
We wish you a speedy recovery, Jos! 🍀 pic.twitter.com/6Ud5lSblQw
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) August 21, 2022
ヨス・ファンエムデンは、チームメイトのクリストフ・ラポルト、トッシュ・ファンデルサンドと共に落車。
クリストフ・ラポルトとトッシュ・ファンデルサンドは擦過傷と打撲だけでレースに復帰したが、その後リタイヤしている。
最も深刻な被害を受けたヨス・ファンエムデンは、脳震盪と鎖骨骨折でその場でリタイヤ。その後の医療アップデートがないので、手術となったのかはわからない。
シーズンは残り1か月あまり。多分、ヨス・ファンエムデンは、無理せずにこのままシーズンを終了の可能性も高い。
ヨス・ファンエムデンは、2023年もチームと契約しており、38歳となる来年は最後のシーズンとなるのでは。
直前のヨーロッパ選手権個人タイムトライヤル9位。オランダTT王者には2度なっているタイムトライヤルのスペシャリストで、チームでは重要なアシストだ。
ベイマークラシックの大落車による犠牲者で、骨折したのは多分ヨス・ファンエムデンだけ。まずは、ゆっくりと治療するのが先決となる。
それ以外に大きなケガがないように願いたい。
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