2022ツール・ド・フランスを総合19位で終えたBahrain Victoriousのディラン・トゥーンス。
Bahrain Victoriousから8月5日を持って退団することが発表された。そして、すぐにIsrael – Premier Techがディラン・トゥーンスの移籍を発表。
すでに話がついていたようですね。
シーズン途中の移籍の理由とは
🚨New rider alert! 🚨
IPT is pleased to welcome @dylan_teuns to the team in a mid-season transfer deal.
Welcome, Dylan!
Read more 👉 https://t.co/Olfgd9g0vh#YallaIPT pic.twitter.com/BEyqPJ0zSj
— Israel – Premier Tech / Israel Cycling Academy (@IsraelPremTech) August 5, 2022
Bahrain Victoriousがツイッターで、「私たちとの忘れられない 4 年間、そしてツール・ド・フランスとフレッシュ・ワロンヌでの素晴らしい勝利に感謝します! 幸運を祈ります!」
と声明をだしていたが、すぐにIsrael – Premier Techが移籍を発表。
公式サイトの声明を呼んでみると、すでに話はシーズン途中からあったようだ。2020年チームの存続が疑われた時にもディラン・トゥーンスはIsrael – Premier Techに移籍という話もあった。
ディラン・トゥーンスがシーズン途中の移籍をしたのには、Israel – Premier Techのチーム事情があるのは間違いない。
2022ツール・ド・フランスに出場したディラン・トゥーンスは、続いてブエルタ・ア・エスパーニャにも出場する。
すでにIsrael – Premier Techのメンバーのリストにも名前が上がっている。これは、2022年末に待つワールドチームの選択にある。
現在、Israel – Premier Techは3年間のトータルだと上位18チームに入っていない。つまり2023年からはワールドチームではなくなる可能性が非常に高い危機的状況にある。
ディラン・トゥーンスのUCI獲得ポイントは、現在1,268ポイントでマイケル・ウッズの972ポイントを大きく上回る。
ディラン・トゥーンスは、チームで最もUCIポイントを獲得できるライダーとなるのだ。チームの期待は、ブエルタ、更にシーズン最後のレースまでに獲得できるUCIポイントにあると言えるだろう。
少しでも、UCIポイントを獲得してランキングを上げるのがチームの最大の目的だ。これを担うのがディラン・トゥーンスということになる。
チームが、シーズン途中で移籍を決定したのも苦しいチーム事情があるのは間違いないだろう。
果たして、ディラン・トゥーンスはチームの期待に応えることが出来るのか。彼の肩にかかる期待は非常に大きい。
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