2000年からラボバンクで走り始め、今回のサントス・ツアー・ダウンアウンダーがラストランのマシュー・ヘイマン。
長年エースにつかえるアシストとして自分のリザルトを追い求めることはなかった。
最大の勝利は、2016年パリ~ルーベでの優勝。しかも、ボーネンを破っての勝ちだ。
19年のアシスト人生 最大の勝利はパリ~ルーベ
2016年パリ~ルーベで最後まで残ったのはこの5人
- 1位 マシュー・ヘイマン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
- 2位 トム・ボーネン(ベルギー、エティックス・クイックステップ)
- 3位 イアン・スタナード(イギリス、チームスカイ)
- 4位 セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)
- 5位 エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ)
サガンやカンチェラーラが落車の影響で集団後方に取り残され、逃げ集団は人数を減らしながら最後のヴェロドロームのスプリントにもつれ込んだ。
120キロ近くを逃げ集団の中で走り、常に集団をリードして走っていたヘイマン。
ヘイマン自身、5週間前のオンループ・ヘットヒュースブラッドで右腕を骨折しており、直前のスペインレースで復帰。このパリ~ルーベに挑んでいた。
ゴール後うまく状況を飲み込めず、駆け付けたチームスタッフに勝利を確認するヘイマン。信じられないといった茫然とした表情が印象的でした。
ツアー・ダウン・アンダーが最終レース
マシュー・ヘイマンはオーストラリア出身。地元で引退レースをすることが出来ました。
Mitchelton-SCOTTは、ダリル・インピーの連覇のためにチーム全員がアシスト。
ダリル・インピーは最終第6ステージを3位でフニッシュして優勝。ヘイマンは最後までアシストをやり遂げました。
みんなから、マシュー・ヘイマンへの言葉。色んな選手が出てきます。
動画では、パリ~ルーベでのチームカーの監督らの喜びの様子が凄いです。
A final tribute to the career of @Mathew_Hayman #ThanksHayman pic.twitter.com/3L1UqGJUhi
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) 2019年1月21日
ダリル・インピーの勝利とマシュー・ヘイマンのラストランをまとめたツイート動画です。
日本から女性ファンがスタートラインにきてます。熱心なファンですね~。
🎥 Wrap up a magical week with our final day video from the #TourDownUnder, where @darylimpey‘s historic back-to-back victory and @Mathew_Hayman‘s last day of racing made it one to remember. pic.twitter.com/B2fnB6pdj8
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) 2019年1月22日
エースとして活躍も出来たであろう選手なのにアシスト一筋の自転車人生でした。
3週間後にはチームのスタッフとして復帰するようです。
ヘイマンは引退した初日に何をするのかと尋ねられると
「私は眠り、二日酔いで目が覚めるでしょう」だそうです。お疲れ様でした<(_ _)>
Mathew Hayman Interview | 2019 Santos Tour Down Under
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