ツール前に3度目のコロナ陽性となったサガン。なんとかツールに間に合った。
復帰後にスロバキア選手権ロードを独走で勝利。そのため、サガンはスロベニアチャンピオンジャージで登場する。
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— Team TotalEnergies (@TeamTotalEnrg) June 29, 2022
ただ、TotalEnergiesのジャージが白なので、あまり目立たなくて探しにくいのが困りものだ。
他のチームメイトとほとんど変わらない。
サガンは、第2ステージのロードが始まる前にSNSでカスタムペイントされた、Specialized S-Works Tarmac SL7を公開。かなり綺麗な感じだ。
Specialized S-Works Tarmac SL7
サガンは、コペンハーゲンで11年連続のツール・ド・フランス出場を決めた。彼はスペシャライズドS-Works Tarmac SL7に乗り、このグランツールを走り抜ける。
彼のレースバイクは、パウダーブルーとレッドで彩られ、光が当たるとキラキラと輝く。
TotalEnergiesは、ワイルドカードチームとして、できるだけ注目を浴びるようにしたいところだ。
サガンはこれまで、非常に長く頑丈なZippのステムを使用してきた。
ロゴを隠すために電気テープを貼ったステムは、スポンサーが承認していない機材であるためだった。
しかし現在、サガンはスペシャライズドのステム(おそらくintegrated Tarmac stem)に乗り換えているようだ。
サガンはRovalのRapideカーボンハンドルにSupacazのSuper Sticky Kushを巻いて使用している。
プロの世界では、チューブラーからチューブレスへの移行が続いている。
サガンはRoval Rapide CLXホイールにSpecialized S-Works Turbo 700 x 26 tubeless tyresを装着。
チームプレゼンテーションでは、Team BikeExchange – Jaycoが、新しいGiant Propelに未発売のCadexチューブラーホイールを装着していた。
だが、少なくとも特定のステージでは、チューブレスがトップに君臨していることは明らかだ。
フォークの内側にはサガンの名前が描いてある。バイクに名前の入るライダーは少ない。
TotalEnergiesのチームカラーが、S-Works Tarmacシートポストを際立たせている。
サガンは20mmオフセットバージョンのポストを使用しているようだ。
また、サドルは昨シーズン、BORA – hansgroheのレースで使用したS-Works Romin Evoを引き続き愛用している。
TotalEnergiesは、12速のシマノ・デュラエースDi2を使用。
サガンは、デュラエースのチェーンセットに53-39のチェーンリングを組み合わせている。サガンは172.5mmのクランクアーム長を長年使用している。
TotalEnergiesは、Tacxのボトルとケージを使用。
このボトルは、ライダーがボトルを落とした場合に、蓋が簡単に飛び出すように設計されている。
だから、クラッシュの可能性を低くすることができるのがメリットだ。蓋がなければ、ライダーが踏んでも落車しない可能性は高くなる。
落車で、ツールを去るライダーが出るのは残念なので、ないように願いたい。
サガンは、2012年から2019年の間に7回もポイント賞を獲得し、かつてグリーンジャージ競争を支配したことがあるが、今年も挑戦できることを望んでいることだろう。
Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトを倒すのは難しい。
だが、ツール・ド・スイス第3ステージでの勝利は、サガンが最高レベルのスプリントで勝利する脚をまだ持っていることを証明している。
さて、サガンはスプリントステージで勝利を得ることが出来るだろうか。
第2ステージから、期待して見ておきたい。
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