2024 CROレース第4ステージ 石畳の登りゴールを制したのは意外な人

第3ステージでは嵐で短縮となったが、UAE Team Emiratesのブランドン・マクナリティは、それをうまく利用した形だ。

短くなったレースで40kmを独走。下りでは雨のために集団もペースを上げられない。Team dsm-firmenich PostNLのパベル・ビトナー、Equipo Kern Pharmaのパブロ・カスティーリョも落車してしまった。

総合は独走を果たしたブランドン・マクナリティが30秒のリードだ。

 

第4ステージ　クルク～ラビン

 

中盤に超級山岳があり、集団は絞られそう。ただ、UAE Team Emiratesがコントロールするので、ここから逃げ出せるクライマーは少ないのでは。

危険なライダーはチェックされるはずだ。

 

1. スプリントポイント　Malinska
2. スプリントポイント　Viškovo
3. 超級山岳　Poklon (11.7 km・6%)
4. スプリントポイント　Nedešćina
5. 3級山岳　ラビン (1.8 km・5.7%)
6. 3級山岳　ラビン (1.7 km・5.8%)

 

スタート

ニュートラル走行。

 

オフィシャルスタート。

 

スタートから脱けだす。

 

5人の逃げ

5人が逃げに成功。

1. ロバート・スタナード　Bahrain Victorious
2. ライアン・ミューレン　Red Bull-BORA-hansgrohe
3. ウーゴ・アズナール　Equipo Kern Pharma
4. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility
5. ティム・マースマン　Metec – SOLARWATT p/b Mantel 

 

スプリントポイント　Malinska

ポイント獲得順位は

1. ライアン・ミューレン　Red Bull-BORA-hansgrohe  5ポイント・3秒
   
2. ロバート・スタナード　Bahrain Victorious　3ポイント・2秒
3. ティム・マースマン　Metec – SOLARWATT p/b Mantel 　1ポイント・1秒

 

スプリントポイント　Viškovo

ポイント獲得順位は

1. ティム・マースマン　Metec – SOLARWATT p/b Mantel 5ポイント・3秒
   
2. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility　3ポイント・2秒
3. ロバート・スタナード　Bahrain Victorious 　1ポイント・1秒

 

超級山岳　Poklon (11.7 km・6%)

残り65km。リーダーのブランドン・マクナリティは集団前方に。タイム差は1分57秒。

 

先頭はアンドレアス・レックネスンが先頭で引く。二人が切れた。

 

先頭は3人。

1. ロバート・スタナード　Bahrain Victorious
2. ウーゴ・アズナール　Equipo Kern Pharma
3. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility

 

集団はUAE Team Emiratesのイゴール・アリエッタが引いている。フアン・モラノやアルパロホセ・ホッジはスプリンターなので、すでにいない。残っているアシストはイゴール・アリエッタだけだ。

 

集団は20人くらいまで絞られている。

 

Team dsm-firmenich PostNLは4人残っている。でも、この後、トビアス・ルンド・アンドレセンは切れてしまう。

 

タイム差が表示されない。

 

Equipo Kern Pharmaが攻撃するとブランドン・マクナリティが追い出す。

 

Equipo Kern Pharmaが交互に攻撃。昨日落車したパブロ・カスティーリョが残っている。

 

ポイントを越えた。

1. ロバート・スタナード　Bahrain Victorious　20ポイント
2. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility　15ポイント
3. ウーゴ・アズナール　Equipo Kern Pharma　10ポイント

 

28秒差で集団も越える。8人まで絞られている。

 

22秒差。

 

UAE Team Emiratesのイゴール・アリエッタが追走に復帰。追走は9人。

 

あっと下りで落車。すぐに立ち上がった。フィリッポ・ガンナだ。

 

あ～、フィリッポ・ガンナはリタイヤか。

 

かなり痛そうにしている。

 

ブランドン・マクナリティは、イゴール・アリエッタが戻ってきたので安泰。

 

先頭は二人に。Equipo Kern Pharmaのウーゴ・アズナールは、後ろにパブロ・カスティーリョがいるので戻った。

 

集団に戻ったウーゴ・アズナールが追走先頭を引く。

 

下りで8人が追走に戻りそう。

 

残り38km。二人は粘る。

 

後方からTeam dsm-firmenich PostNLの引く集団が戻ってきている。

 

残り28.1km。後ろに集団は見えている。

 

アンドレアス・レックネスンが先頭交代しないので、ロバート・スタナードが怒っている。

 

ブランドン・マクナリティは、集団後方で待機。

 

先頭の二人が捕まった。

 

スプリントポイント　Nedešćina

スプリントポイントを通過。Bahrain Victoriousのフレッド・ライトがボーナスタイム3秒を獲得。

 

ブランドン・マクナリティが先頭にたって、自ら攻撃に対処。

 

残り16.8km。Team dsm-firmenich PostNLが集団先頭に。

 

残り13.7km。今度はEquipo Kern Pharmaが先頭に。

 

3級山岳　ラビン (1.8 km・5.7%)

1回目のラビンに。

 

Red Bull-BORA-hansgroheのアレクサンダー・ハジェクがアタック。

 

アレクサンダー・ハジェクは追いつかれた。

 

残り1周に。

 

ブランドン・マクナリティは前方で越える。

 

アタック合戦だ。

 

 INEOS Grenadiersが攻撃。ベン・ターナーだ。

 

少し抜け出した。

 

残り7.8km。

 

残り6.4km。問題は登りだ。

 

残り5.1km。

 

残り4.1km。ここからきつくなる。

 

残り3.4km。

 

残り1.9kmでベン・ターナーは捕まった。

 

3級山岳　ラビン(1.7 km・5.8%)

最後の登りに。

 

ブランドン・マクナリティは中ほどに。

 

残り800m。

 

ブランドン・マクナリティが前に上がってきた。

 

ブランドン・マクナリティが先頭に。

 

ブランドン・マクナリティが強さを見せるか。

 

ブランドン・マクナリティをBahrain Victoriousのフレッド・ライトとエドアルド・ザンバニーニが抜いていく。

 

Bahrain Victoriousがワンツーか。

 

フレッド・ライトが駆け上がる。

 

これは決まりか。

 

後方からUno-X Mobilityのトビアス・ルンド・アンドレセンが追ってきている。

 

トビアス・ルンド・アンドレセンが上がってくる。

 

トビアス・ルンド・アンドレセンがエドアルド・ザンバニーニを捕らえた。

 

トビアス・ルンド・アンドレセンが前に出た。

 

最後の力を振り絞る。

 

トビアス・ルンド・アンドレセンが勝利の手をあげる!

 

トビアス・ルンド・アンドレセンが雄たけびだ～!

 

今シーズン、ツアー・オブ・ターキーで3勝とプロ初勝利をあげて頭角を現したトビアス・ルンド・アンドレセン。スプリンターだと思っていたけど、なんと登りゴールで勝利してしまった。

 

途中遅れた場面もあったのに、チームメイトによって戻されたのが勝利した要因の一つだ。これでトビアス・ルンド・アンドレセンは、今シーズン6勝目。大活躍のシーズンだ。

 

トビアス・ルンド・アンドレセンは、ボーナスタイム10秒も獲得して総合5位から2位に躍進だ。

 

ブランドン・マクナリティはステージ7位。総合トップの座を守った。

 

リザルト

ステージ優勝したTeam dsm-firmenich PostNLのトビアス・ルンド・アンドレセン

素晴らしい気分だよ。 チームが僕を信頼してくれた。 今日は僕が勝ったのではなく、チームが勝ったんだ。

スタート前に立てたプランから、登りでのペース配分、そしてチームメイトが僕を戻してくれた。

チームメイトがいなかったら、僕はあそこにいなかっただろう。 今日は自分たちがやろうとしていることに信頼と信念を持っていた。

大きな山でかなり遅れてしまったけど、みんなは僕に寄り添ってくれて、僕を連れ戻してくれた。 今日はバイクで走った中で最高の日のひとつだと思う。 決勝では、石畳を自分のペースで走らなければならないと思っていた。

ゴールが見えて、僕のようなスプリンターだと、もう脚の感覚がなくなって、ただ突っ走るだけなんだ。 完走できて本当に嬉しい。

 

第6ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞