2022 ショレ＝ペイ・ド・ラ・ロワール フランスのワンデーレースを勝ち取ったのは?

フランスのペイ・ド・ラ・ロワール地域で行われる1クラスのワンデーレース。

初開催から、名前が4回変わっており、2008年からショレ=ペイ・ド・ラ・ロワール(Cholet – Pays de la Loire)の名称になっている。

• 1978年から1987年　グラン・プリ・ド・モレオン＝ムラン（Grand Prix de Mauléon-Moulins）
• 1988年及び1989年　グラン・プリ・ド・ショレ＝モレオン＝ムラン（Grand Prix de Cholet-Mauléon-Moulins）
• 1990年から2007年　グラン・プリ・ド・ショレ＝ペイ・ド・ロワーヌ（Grand Prix de Cholet – Pays de Loire）

 

過去の優勝者は

 

ショレ～ショレ　202km

 

スタート地点とゴール地点は離れているけど、同じショレの町にゴール。

大きく、160kmほど回ってきてから、9kmのローカルラップを4周してゴールする。小刻みなアップダウンが多いが、登りの長さはいずれも長くない。

勝負はゴールスプリントとなりそうだ。

 

1. 山岳　Code de Beaucou 1.4km・3.6%
2. 山岳　Code de La sesuinieri  0.9km・4.6%
3. 山岳　Code du Cimiticrc 0.6km・9.8%
4. 山岳　Code de la Baronnie   0.7km・4.6%
5. 山岳　Code de sainne Hilre  0.5km・7.2%
6. 山岳　Code de la Chapcllc dc Hautc Foy  1.2km・4.3%
7. 山岳　Cote de Toutlemonde  0.7km・3.1%
8. 山岳　Rue Jaures  0.6km・6.0%
9. 山岳　Rue Jaures  0.6km・6.0%

 

注目されるライダーは

•  Cofidis　ヴィクトル・ラフェ、ピート・アレハールト
•  AG2R Citroën Team　マルク・サロー
•  Groupama – FDJ　ルイス・アスキー
•  Team Arkéa Samsic　ドナヴァン・グロンダン
•  TotalEnergies　ロレンゾ・マンザン

 

5人の逃げ

逃げているのは、コンチネンタルのメンバー。残り121kmでタイム差は3分42秒。

1. 81 Romain CARDIS (St-Michel-Auber 93)
2. 101 ルイス・バレ (Team U Nantes Atlantique)
3. 122 Ruben EGGENBERG (Swiss Racing Academy)
4. 151 イエントル・ヴァンデヴェルデ (Minerva Continental Team)
5. 163 アクセル・ヒューズ (France Espoirs)

 

集団は、AG2R Citroën Team、B&B Hotels – KTM、Groupama – FDJが引く。

 

山岳　Code de sainne Hilre  0.5km・7.2%

先頭は、5番目の山岳を越える。

1. 101 ルイス・バレ(Team U Nantes Atlantique)　3ポイント
2. 163 アクセル・ヒューズ (France Espoirs)　2ポイント
3. 151 イエントル・ヴァンデヴェルデ (Minerva Continental Team)　1ポイント

 

山岳　Code de la Chapcllc dc Hautc Foy  1.2km・4.3%

また、ルイス・バレが早くから仕掛けて1位通過。

1. 101 ルイス・バレ (Team U Nantes Atlantique)　3ポイント
2. 163 アクセル・ヒューズ (France Espoirs)　2ポイント
3. 151 イエントル・ヴァンデヴェルデ (Minerva Continental Team)　1ポイント

 

残り91.4kmでタイム差は2分49秒。少し縮まってきたかな。

 

市街地には、時折車のスピードを落とすためなのか、段差がある。自転車には嫌な段差だ。

 

山岳　Cote de Toutlemonde  0.7km・3.1%

市街地の中には、石畳の登りも時折現れる。ここも同じ順位で越えていく。

1. 101 ルイス・バレ(Team U Nantes Atlantique)　3ポイント
2. 163 アクセル・ヒューズ (France Espoirs)　2ポイント
3. 151 イエントル・ヴァンデヴェルデ (Minerva Continental Team)　1ポイント

 

タイム差が縮まってきた所で、集団は活性化。ゴールまで37.2kmなので次の動きがあるかもしれない。

 

追走集団がメインから少し抜けた。

 

追走から先頭が見えてきた。これは捕まる。

 

残り35.8kmで先頭は追走に吸収される。

 

ただ、後ろにメイン集団の姿が見える。新たに追いついたメンバーは

1. ヴィクトル・ラフェ（Cofidis）
2. RomainGRÉGOIRE（France Espoirs）
3. Fabien DOUBEY（TotalEnergies）
4. Matis LOUVEL（TeamArkéa-Samsic）
5. Sean FLYNN（Swiss Racing Academy）
6. クレマン・ヴァントゥリーニ（AG2R Citroën Team）
7. Emmanuel MORIN（Team U Nantes Atlantique）

 

残り4周

この距離で4周のローカルサーキットに突入。この差では逃げれないな。

 

残り32.1kmで逃げは、捕まってしまった。

 

登りに入り、少し5人が前にでる。

1. Axel ZINGLE（Cofidis）
2. Valentin RETAILLEAU （France Espoirs ）
3. Valentin FERRON（TotalEnergies）
4. Ruben APERS（Sport Vlaanderen-Baloise）
5. Matis LOUVEL（TeamArkéa-Samsic）

 

ただ、差はあまりない。

 

残り3周

残り26.1km。5人が先行。

 

10秒のタイム差で5人は逃げ続ける。

 

5人は残り21.8kmで後続に吸収。

 

残り2周

もう、残り距離が少ないし仕掛けどころもない。多分スプリントとなりそうだ。

 

登りで、ボール・ラペイラ(AG2R Citroën Team)が仕掛ける。

 

二人が集団から抜けだした。二人とも若い!

1. ボール・ラペイラ(AG2R Citroën Team)
2. ルイス・アスキー（Groupama-FDJ

 

残り1周

二人は11秒差でゴールラインを通過。

 

二人は結構頑張って残り3.9kmでも逃げている。ただ、後ろには集団が見えている。

 

残り3.3km。どこまで粘れるか?

 

残り1.9km。ルイス・アスキーは、今年Classic Loire Atlantiqueでも2位に入っている。20歳の有望株だ。

 

残り1km。集団は後ろにいるが、最後の足があるか?

 

ゴール前まできて最後のスプリントに先頭の二人が入る!

 

だが、ゴール手前で、二人は捕まってしまう。13kmに渡って逃げ続けたのに残念。

 

さあ、スプリントだ!

 

さあ、誰が出るか?

 

AG2R Citroën Teamのマルク・サローが先頭だ。

 

マルク・サローが、そのままゴールだ～!

マルク・サローはGroupama – FDJから2021年にAG2R Citroën Teamに移籍。中々勝利が得られなかったが、ようやく勝つことが出来た。

2019パリ〜ブールジュの優勝以来、実に3年振りの勝利で、喜びも一塩だろう。これでキャリア13勝目だ。

 

リザルト

マルク・サローのコメント

これはショレでの2回目の勝利だが、最も重要なのはシーズンの最初の勝利だということ。

2年半の戦いの後だ。それは士気に良い。今日は新しい始まりであり、トンネルの終わりであることを願っている。ついに浮上したね。

私はまだ100％ではないが、すぐに戻ってくることを願っている。勝つとたくさんのメッセージが届くが、苦労するとすぐに忘れられてしまう。

それはスポーツの法則だ。多くのライダーのように、私は黙って働いている。そして、戻ってくるチャンスがあれば、気分がいい。

私はスプリントで頭を冷やす方法を知っている。今回はフロントランナーが引き戻されて邪魔になり迷子になった。

その時点で私は外に出ることを選び、最後の250メートルを待った。箱に入れられて、適切なタイミングで自分自身を立ち上げたくなかった。