2022 ブックル・ドゥ・ラ・マイエンヌ第2ステージ　クイーンステージを制したのは?

4日間の短いステージで、もっとも厳しいコースが2日目。

それほど、長い登坂はないけど、アップダウンの連続で足が削られていくコースだ。

総合上位に入ってくるのは誰になるだろうか。

 

第2ステージ  ジュブラン～プレアンパイルサンサムソン　171 km 

 

第2ステージが、4日間のラウンドの中で最も挑戦的なコース。

6つの分類された登山が示されているけど、実際の登山数ははるかに多く、クイーンステージと言っても良いコース。

最後の40kmで、フランス西部で最も高い山であるモンデザアバロワールを3回以上登る必要がある。

ゴール前の、2周回の16.3kmの最終サーキットは厳しく、ここで総合勢の順位が決まりそうだ。

 

1. 山岳ポイント　モンタギュー　2.1km・4.9%
2. 山岳ポイント　Mont du Saule   2.9km・3.5%
3. スプリントポイント　Le Ham
4. 山岳ポイント　　Côte de La Mezengerie　2km・5.3%
5. 山岳ポイント　　Col des Ruaudières　3.3km・3.1%
6. 山岳ポイント　　Mont des Avaloirs  3.8km・5.0%
7. スプリントポイント　プレアンパイルサンサムソン

 

スタート

ニュートラルだけど、結構なペースで走っている。

 

4人の逃げ

すぐに4人の逃げが完成。

1. ジル・デウィルデ  （Sport Vlaanderen-Baloise）
2.  LeslieLÜHRS  （Team Lotto-Kern Haus）
3. アラン・リウー（TeamArkéa-Samsic）
4.  Paul HENNEQUIN  （NiceMétropoleCôted’Azur）

 

山岳ポイント　モンタギュー　2.1km・4.9%

先頭集団が山岳ポイントを通過。

1. Paul HENNEQUIN  （NiceMétropoleCôted’Azur）　6ポイント
2. ジル・デウィルデ  （Sport Vlaanderen-Baloise）　4ポイント
3.  LeslieLÜHRS  （Team Lotto-Kern Haus）　2ポイント
4. アラン・リウー（TeamArkéa-Samsic）　1ポイント 

 

残り99kmでタイム差は、2分42秒に。

 

集団はTotalEnergiesとAG2R Citroën Teamが引いている。

 

リーダージャージのSt Michel – Auber93のジェイソン・テッソンはチームに守られて進む。ただ、このステージでリーダージャージとはお別れだ。

 

山岳ポイント　　Col des Ruaudières　3.3km・3.1%

登りは、頂上手前までTeam Arkéa Samsicのアラン・リウーが引く。

 

二人が山岳ポイントをかけて争う。

1. ジル・デウィルデ  （Sport Vlaanderen-Baloise）　6ポイント
2. Paul  HENNEQUIN  （NiceMétropoleCôted’Azur）　4ポイント
3. アラン・リウー（TeamArkéa-Samsic）　2ポイント 
4. LeslieLÜHRS  （Team Lotto-Kern Haus）　1ポイント

 

集団がタイム差をかなり縮めてきた。残り64kmで52秒。サーキットに入る前に捕まえるつもりだ。

 

山岳ポイント　　Côte de La Gonteries　3.3km・3.1%

タイム差22秒で山岳ポイントを通過。

1. Paul  HENNEQUIN  （NiceMétropoleCôted’Azur）　6ポイント
2. ジル・デウィルデ  （Sport Vlaanderen-Baloise）　4ポイント
3.  アラン・リウー（TeamArkéa-Samsic）　2ポイント 
4. LeslieLÜHRS  （Team Lotto-Kern Haus）　1ポイント

 

集団が見えてきた。

 

先頭が、残り53.9kmで集団に吸収される。

 

集団から、Bingoal Pauwels Sauces WBのペイシェンス・ディミトリがアタック。

 

後ろにまだ、集団が見えている。単独では逃げるのは難しい。

 

ペイシェンス・ディミトリは、20秒まで迫られる。

 

集団からはアタックが掛かり続ける。

 

グレッグ・ファンアーヴェルマートやコナー・スウィフトも前方に。

 

ここでTeam Arkéa Samsicのケヴィン・ヴォークリンが追走に。

 

だが、集団がついてくる。

 

先頭が捕まるかと思われたけど。

 

後ろから上手く合流。

1. ケヴィン・ヴォークリン　Team Arkéa Samsic
2. ペイシェンス・ディミトリ　Bingoal Pauwels Sauces WB
3. RESELL Erik Nordsæter (Uno-X Pro Cycling Team)

 

残り2周

3人がゴールラインを越える。

 

集団は、わずかに後ろで通過。

 

スプリントポイント　プレアンパイルサンサムソン

スプリントポイントを通過。

1. ケヴィン・ヴォークリン　Team Arkéa Samsic
2. ペイシェンス・ディミトリ　Bingoal Pauwels Sauces WB
3. RESELL Erik Nordsæter (Uno-X Pro Cycling Team)

 

Cofidisのエディ・フィネも追いついていたが、集団に捕まってしまう。

 

Cofidisのエディ・フィネがまたアタック!

 

エディ・フィネは捕まってしまう。

 

先頭は18人。

 

この中から優勝が出そうだ。

 

残り8.8kmでタイム差は24秒。

 

残り7.7kmでMovistar Teamのアレクサンデル・アランブルとCofidisのバンジャマン・トマがアタック!

 

これに、Bingoal Pauwels Sauces WBのティザ・マルコがジョイン。

1.  バンジャマン・トマ　Cofidis
2. アレクサンデル・アランブル　Movistar Team
3. ティザ・マルコ　Bingoal Pauwels Sauces WB

 

 

さらに、UAE Team Emiratesのフィンフィン・フィッシャーブラックも追いついた。

 

集団は20秒しか離れていない。

 

集団からグレッグ・ファンアーヴェルマートがアタック!

 

先頭にほぼ追い付いた。

 

フィンフィン・フィッシャーブラックが先頭で粘る。

 

ここで5人の逃げに。だが、この逃げも捕まってしまう。

1. ブノワ・コヌフロワ　AG2R Citroën Team
2. バンジャマン・トマ　Cofidis
3. アレクサンデル・アランブル　Movistar Team
4. フィンフィン・フィッシャーブラック　UAE Team Emirates
5. ジュリアン・シモン　TotalEnergies

 

ここで、Groupama – FDJのジェイク・スチュワートがアタック!

 

ジェイク・スチュワートもつかまり、お見合い状態か。

 

6人がゴールに向かう。

 

ゴール前でペースが上がる。

 

6人でゴールに向かう。

 

Bingoal Pauwels Sauces WBのティザ・マルコが先頭でゴール前のカーブを曲がる。後ろは、バンジャマン・トマだ。

 

Bingoal Pauwels Sauces WBのティザ・マルコが先頭でスプリント開始!

 

これをCofidisのバンジャマン・トマがまくりにはいる。

 

バンジャマン・トマが先頭だ。伸びる!

 

バンジャマン・トマが、そのままゴーール!

 

バンジャマン・トマは、2022年Groupama – FDJからCofidisに移籍。

2022エトワール・ド・ベセージュ第3ステージ優勝に総合優勝もきめている。

 

今回のステージ優勝で、総合ではブノワ・コヌフロワに4秒でトップとなった。この後は、平地系のステージが多いけど、ボーナスタイムで逆転されるタイム差なので気が抜けない。

特に、ブノワ・コヌフロワはパンチャーなので、どこからでも仕掛けてくる。最後まで総合はわからないだろう。

 

リザルト

第2ステージ　リザルト

バンジャマン・トマのコメント(公式サイトより)

決勝は最後の厳しい登りで非常に難しかった。それは私が好きなスプリントであり、明らかに結果にとても満足している。

戦術的に、私たちはエディ・フィネとアレクサンドル・デュレットと、最後の登りのふもとで、大きなペースを予想していた。

かなり早くスプリントを開始し、うまくいった。これらは、自分のいいところを出せるレースなので楽しんでいる。これから、ジャージを最後まで守ります！

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞