サイクリングの世界選手権で、世界王者の証であるレインボージャージを獲得できるチャンスが広がる。
UCIとMyWhooshは、2026年のサイクリングeスポーツ世界選手権にジュニアとマスターズのカテゴリーを新設すると発表した。
これまでのエリートカテゴリーに加え、17歳・18歳のジュニア、そして40歳以上のマスターズにも世界タイトル獲得の道が開かれる。
年齢を理由に世界選手権への挑戦を諦めていたサイクリストにとっても、注目の新展開だ。
17歳・18歳のジュニアと40歳以上のマスターズに新カテゴリー
The UCI and MyWhoosh launch the UCI Junior and Masters Cycling Esports World Championships https://t.co/a4sWa0VPOf https://t.co/2c8odrChGR
— UCI_media (@UCI_media) October 8, 2026
2026年12月12日、UCIとMyWhooshは初となるジュニアおよびマスターズのサイクリングeスポーツ世界選手権を開催する。
エリートカテゴリーとは別に、年齢に応じた世界タイトルが設けられるのが大きな特徴だ。
ジュニアカテゴリーの対象は17歳と18歳。マスターズは40歳から参加でき、5歳刻みの年齢別カテゴリーに分かれる。
一方、19歳から39歳の選手は、従来のエリートカテゴリーの枠組みで競う。
各カテゴリーで世界タイトルが授与されるには、条件を満たした確認済みの出走者が最低10人必要となる。
参加すれば必ず世界王者になれるわけではない。しかし、年齢別に世界一を争える機会が生まれることは大きい。しかも、5歳刻みだから、チャンスは大きい。
自宅から世界選手権に挑戦できる

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ジュニアとマスターズの大会は、リモート形式で開催される。参加者は会場に集まる必要がなく、条件を満たせば自宅などから世界選手権に参加できる。
ただし、オンラインだからといって参加条件が緩いわけではない。各国の自転車競技連盟が発行する有効なライセンスまたは会員資格などが必要で、国籍に基づく代表資格も求められる。
さらに、パフォーマンスの検証として、
- 身長・体重の確認
- 使用機材のチェック
- パワーデータの記録
- ケイデンスや心拍数の監視
- 本人確認や配信の確認
競技終了後もデータの照合が行われ、UCIなどによる承認を経て最終結果が確定する。
エリート決勝は機材を統一し、ポイント制で戦う

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スマートトレーナーは全選手共通
エリート決勝では全選手がELITE Justo 2を使用し、機材を個別に準備・検査する。全員が同じ機材を使うことで、ハードウェアとパワー計測環境の差を可能な限り小さくする。
最初のステージからポイント獲得の機会がある。
7.6kmのステージには5つのチェックポイントが設けられ、場所は事前に公開されない。各チェックポイントの500m手前で通知され、先着10人にポイントが与えられる。
最後のスプリントだけで勝負が決まるわけではない。
第2ステージは5kmのコースを4周し、各周回でルート上のポイントと合流後の共通スプリントポイントを争う。第1・第2ステージの合計ポイントで世界王者が決まる。
コース選択には戦略が必要。
分岐の400m手前で、獲得ポイントが少ない平坦ルートか、ポイントが多いものの脚を使う起伏のあるルートかを選ぶ。
あえて平坦ルートを選ぶ戦略もある。
起伏のあるルートでポイントを狙わず、平坦ルートを選べば、余計な登坂負荷を避けて脚を温存し、合流後の共通スプリントに備えることができる。
選択しなかった場合は平坦ルートへ。 ルート選択を行わない選手は自動的に平坦ルートに割り当てられる。
最終周回はフィニッシュにもボーナス。
最終周回のフィニッシュラインは最後のスプリントポイントを兼ね、ポイントは2倍となる。
年齢を超えて世界王者を目指す時代へ

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今回のカテゴリー拡大は、サイクリングeスポーツの可能性を広げる取り組みだ。
若い選手には世界への登竜門となり、40歳以上の選手には年齢別の世界タイトルを目指す新たな目標が生まれる。
リアルのロードレースでは、世界選手権に出場するために代表選考や遠征など、さまざまなハードルがある。リモート形式のeスポーツ世界選手権は、それとは異なる形で世界の舞台への道を開く。
ジュニアもマスターズも、目指すのは世界一の証であるレインボージャージ。 2026年大会は、サイクリングeスポーツがより幅広い世代に広がる節目となりそうだ。



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