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2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージから大きくタイムを失った総合ライダーは誰?

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Photo credit: johnthoward1961 on Visualhunt.com
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ブエルタの開幕ステージは、プロローグと言っても良い距離の7.1kmの短いステージで始まった。

だが、この短いステージでも総合勢は大きくタイム差がついてしまう。

優勝候補のミケル・ランダまで39秒で収まっているけど、逆にプリモッシュ・ログリッチから39秒奪えるかというと不可能に近いと言えるかもしれない。

各チームの総合勢でタイムを大きく失ったライダーを見てみよう。

 

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総合勢のタイム差

 

総合に関係あるライダーを再度見てみると

  • 10位 アレクサンドル・ウラソフ 14秒
  • 14位 ロマン・バルデ(Team DSM) 17秒
  • 15位 エンリク・マス(Movistar Team) 18秒
  • 16位 アダム・イェーツ(INEOS Grenadiers) 20秒
  • 21位 ミゲルアンヘル・ロペス(Movistar Team) 21秒
  • 25位 マキシミリアン・シャフマン(BORA-hansgrohe) 22秒
  • 33位 ダビ・デラクルス(UAE Team Emirates) 24秒
  • 35位 リチャル・カラパス(INEOS Grenadiers) 25秒
  • 44位 ジュリオ・チッコーネ(Trek-Segafredo) 27秒
  • 46位 エガン・ベルナル(INEOS Grenadiers) 27秒
  • 62位 ヒュー・カーシー(EF Education-Nippo) 33秒
  • 81位 ファビオ・アル(Team Qhubeka NextHash) 37秒
  • 88位 ミケル・ランダ(Bahrain Victorious) 39秒

 

TTに強いアレクサンドル・ウラソフは14秒で押さえている。逆にロマン・バルデは過去最高と言えるタイムトライヤルの記録だ。

直前のブエルタ・ア・ブルゴスで見せた山岳の登坂力を持ってすれば総合上位もあり得るかもしれない。ただ、最終日のTTが鬼門であることは間違いない。

 

リチャル・カラパス

 

昨年総合2位のリチャル・カラパス。TTの改善に努めているのというけれど、初日から25秒のタイム差は厳しい。昨年のブエルタの最終タイム差は、ログリッチに対して、24秒。

まだ、24秒だが、逆にプリモッシュ・ログリッチから24秒タイムを奪いかえそうとしたら、山岳でどれだけ引き離さないといけないことか。

プリモッシュ・ログリッチには、セップ・クスがついている。TTでは山岳ポイントを最速で上がっており好調だ。ログリッチを脅かすのは大変難しい。

 

エガン・ベルナル

 

ジロを制覇したエガン・ベルナルは常に腰の問題が課題となる。

ジロでは、序盤からアタックを繰り出してタイム差を稼ぎ出した。だが、後半は防戦一方。これには腰に疲労が溜まったことにより、攻撃的なベルナルの戦略が繰り出せなかったことがあげられる。

オリンピックもパスして、ブエルタ・ア・ブルゴスの前哨戦に出たが、第1ステージから落車。山岳ステージではパヴェル・シヴァコフをアシストしていたが、遅れてしまう。

最終ステージでも、アタックをかけても決まらない。これはジロの時の調子とは明らかに違う。ゴールではヒュー・カーシーに遅れ4位でゴールしている。

第1ステージのケガの影響があったのかもしれないけど。

チームメイトのアダム・イェーツのほうがケガの状態が明らかに悪かったように見えるが、今回のTTでは無難にまとめている。

イネオスは3人が強力して山岳でプリモッシュ・ログリッチに波状攻撃を仕掛けないといけないだろう。山岳では、3人いることのメリットを最大限生かさないといけない。

 

ヒュー・カーシー、ミケル・ランダは山岳で勝負を仕掛けないと表彰台に届かない。ヒュー・カーシーは調子を上げているので、是非果敢なアタックを繰り出して貰いたい。

総合勢には、山岳でのアタックを期待してやまない。

 

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