かねてからの噂通り、パスカル・アッカーマンはBORA-hansgroheからUAE Team Emiratesに移籍を発表。
UAE Team Emiratesのエーススプリンターだった、アレクサンダー・クリストフはIntermarché-Wanty-Gobertに移籍する。
BORA-hansgroheには、サム・ベネットが戻ってくるので、スプリンターの玉突き状態のようになってますね。
2年契約
👋 Welcome, Pascal!
✍️ We’re delighted to announce the signing of @Ackes171 on a two-year deal.
Full story: https://t.co/lyF2D3yxZ8#UAETeamEmirates #RideTogether pic.twitter.com/XvtA3NEe6O
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) August 7, 2021
パスカル・アッカーマンが移籍するのは、2021年にツール・ド・フランスに出場出来るという約束をして延長契約していたからだ。
サガンがいても、ツールに出場出来るという約束を貰ったので2021年もチームに残留する決意をした。
だが、チームはサガンのツール出場を優先させてパスカル・アッカーマンのツール出場はならなかった。
これでは、パスカル・アッカーマンが怒るのも無理はない。パスカル・アッカーマンはジロで2勝に2019年にはマリア・チクラミーノ(ポイント賞)も獲得している。
ブエルタでも、2勝をあげており、残るのはツールのステージ優勝だけだ。これまで通算35勝をあげており、一流スプリンターの証としてツールでの勝利はマストと言ってもよいだろう。
ただ、タデイ・ポガチャルと同じチームとなると、ツールの出場はどうだろうか。まず、スプリンターをツールに連れていくことをUAE Team Emiratesが選択することはないだろう。
チームにとっては、スプリント勝利よりもタデイ・ポガチャルの総合優勝を目指すメンバーを揃えるほうが利益になる。
パスカル・アッカーマンは、これからツールに出場するチャンスは巡ってくるだろうか。その答えは、2022年の7月にわかる。
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