マテイ・モホリッチは、ツール・ド・フランス第19ステージで、再び単独で勝利を収めた。
逃げ切りで勝利を収めるというのは、中々出来る芸当ではない。しかも、2回もしたのだから、その走りは文句のつけようがない。
ただ、彼は、勝利のガッツポーズを行う前に、スポンサーを指さし、シーと、いうジャスチャーの後に、口にチャックのポーズを取った。
先週、彼のチームであるBahrain-Victoriousは、ポーにあるチームのホテルに警察が踏み込んだことで、嵐の中にいるような状態になった。
今のところ、捜査については続報もなく、あまり大きなニュースは出ていない。
モホリッチのボーズは2004年にも
Victory salute… witness statement? 🤐 pic.twitter.com/Gn7h4dZNNk
— the Inner Ring (@inrng) July 16, 2021
実は、このボーズはマテイ・モホリッチが知っていたかどうかはわからないが、2004年にランス・アームストロングが行っている。
唇のジッパーの動きは、ランス・アームストロングがフィリッポ・シメオニをその日の離脱から追い出した後、2004年にゴールで使用したものと同じだった。
ドーピングについては、口を閉じろとプロトン内に言ったボーズだったと言われている。
情報によると、ディラン・トゥーンスの携帯電話が警察に押収されていて最大2か月帰ってこないと言う。他のメンバーについて、マテイ・モホリッチの携帯も持っていかれたのかはわからない。
だが、あまり良いボーズであったとは言えないかもしれない。
マテイ・モホリッチは、このボーズについて、自分自身と彼のチームに影を投げかけられている人々を鎮めようとしていたと主張。
唇にジッパーのボーズは、それ以上の意味はなかったと言っている。
フランスでは、ドーピングの所持、使用、販売は全て刑事犯罪。昔からポーは、警察がチームを調べる場所として何度か立ち入っている場所でもある。
どうしても、昔のドーピングのイメージがあるが、最近の選手は全く知らない世代も多い。今回のBahrain Victoriousの警察の予備調査も、このまま終わるのではないだろうか。
しかし、個人の携帯電話を押収しておいて、2か月帰って来なかったら大損害だろう。
スマホ命の人でバックアップも取ってなかったら大変なことだ。そういったことも理解して説明も欲しいところだ。
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