またも、強力なスプリンターがジロを去ることになった。
しかも、スプリンターが勝利を狙えるステージの前に去るとは~。
ジロを去り、ツールに向けて疲れを取ることを選択したのは、第13ステージで勝利をあげたジャコモ・ニッツォーロだ。
彼がジロを去る理由について述べているので聞いてみよう。
ジャコモ・ニッツォーロもジロを去る
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ジャコモ・ニッツォーロはインスタの中で次のようにジロを早く去る理由について語っている。
このジロ・デ・イタリアを忘れることはないと思う。私がどれほどこのレースを愛しているかは誰もが知っているし、長い時間をかけて、ついにステージ優勝という夢をかなえることができた。
毎日、自分の脚力のすべてを出し切ろうとしたが、登りでの疲労が顕著になってきた。だからこそ、今日でジロを終えて、次の目標に向けて回復することを皆で決めた。
QHUBKAASSOS、素晴らしいジロをありがとう。毎日、#Ubuntuの精神を十分に発揮しながら、2回のステージ優勝を果たしたことは、このレースに求めていたものと同じかそれ以上のものだ。
私のヴェローナでの勝利は、この素晴らしいグループの各メンバーと、自転車を通じて人生を変える手助けをするという私たちのミッションを信じ、それを可能にしてくれるすべての人たちに捧げます。
それではまた、お会いしましょう!
ジャコモ・ニッツォーロは、昨日のゾンコランの登りでも苦労している。38分38秒の147位でゴール。もう少しでタイムアウトの時間だ。たとえ、第15ステージを走れても、次のクイーンステージでは完走出来ない可能性も高い。
ジャコモ・ニッツォーロがいれば、BORAは第14ステージの丘陵コースでもペースアップすることは容易に想像できた。だが、これも変わるだろう。
ポイント賞争いでは、ジャコモ・ニッツォーロがいなくなったことで、ダビテ・チモライが2位に上がった。
イタリア期待のスプリンターだったが、これは仕方のないことだ。
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