ジロ・デ・イタリア第2ステージは、ジロ初出場のティム・メルリエ(Alpecin-Fenix)がロングスプリントで勝利。
だが、その後ろでとても危険な場面があった。フェルナンド・ガビリアのために前を引いていたフアン・モラノが少しフェンス際によってしまった。
このため、フェルナンド・ガビリアはフェンス際に追い込まれることに~。あわや大惨事となるところだった。
フェルナンド・ガビリアは、手首の骨折からの復帰でスプリントに絡めていたのに残念。
落車しないのは凄い
Close-up of #FernandoGaviria falling into the barriers after colliding with his own teammate in the sprint. #Giro104 pic.twitter.com/BJyRCYrK5D
— CyclingTips (@cyclingtips) May 9, 2021
先頭をリードアウトしていたファン・モラノは完全に足を緩めていたのだけど、フェルナンド・ガビリアがフェンス際から抜こうとしたのがいけなかった。
一度ぶつかって、フェンスに当たっているのだけど落車しなかったのはスキルの素晴らしさだ。
普段ならば、フェルナンド・ガビリアのトラック仲間で親友のマキシミリアーノ・リケーゼが引く場面なのだけど、この日は違っていた。
マキシミリアーノ・リケーゼとならば、阿吽の呼吸でうまく連携出来ていたかも。
ゴール付近がわずかにカーブしていたのも、いけなかった。優勝したティム・メルリエはフアン・モラノの左側から抜いていった。
フェルナンド・ガビリアは2017年Quick-Step Floorsで走っていた時に、ジロのポイント賞を獲得している。ジロでは通算5勝を上げているのだから、勝ちたかっただろう。
第3ステージもスプリンターのためのステージなので、ここでフェルナンド・ガビリアは立て直しを図るつもりだ。
さて、第3ステージは誰が勝つだろうか?
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