ヒュー・カーシーは2020ブエルタ・ア・エスパーニャのアングリルでプリモッシュ・ログリッチを引き離してステージ優勝。
総合でも、プリモッシュ・ログリッチ、リチャル・カラパスに続いて3位となるキャリア最高の成績をおさめた。
ヒュー・カーシーはジロ・デ・イタリアでもエースとして、チームも率いてる。だが、その前に2年の延長契約を発表した。
2023年まで契約延長
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ジロに向かう前に来シーズン以降の契約が決まるというのは嬉しいことだろう。
ヒュー・カーシー2017年にCannondale-Drapac Pro Cycling Teamに移籍して以来、順調に成績を伸ばしている。
2019ジロ・デ・イタリアでは上位陣にくらいつく積極的な走りを見せて3回のトップテンフニッシュ。ヤングライダー賞3位と総合11位でゴールし、チーム最上位の成績をおさめた。
そして迎えたツール・ド・スイス最終ステージ。前日のステージまでは総合47位という成績だったヒュー・カーシーが驚きの走りを見せる。
悪天候のために最終ステージは101.5kmに短縮。レースはスタート直後から登り始め逃げ集団の中からヒュー・カーシーは軽やかにアタック!
ゴールまで100kmを残してのアタックは間違いなく捕まると誰もが思っていたはず。
だが、追走集団も人数を揃えながらも追いつかない。
最後は、エガン・ベルナルとローハン・デニスの総合1位2位コンビが追いすがるもタイム差は1分を切ることなくヒュー・カーシーはそのまま独走勝利してしまう。
あまりにもあざやかで素晴らしかった。彼の初めてのワールドツアーレースでの勝利を飾るにふさわしい走りだった。
そして2020年のブエルタ総合3位。チームと契約延長するのは当然の結果だろう。
ジロではエースとして参戦
ダニエル・マルティネスがイネオスに移籍したことにより、ヒュー・カーシーにかかる重圧を大きくなる。
ジロの暫定リストでは、チームのエースとして乗り込む。
ヒュー・カーシーは、前哨戦のツアー・オブ・アルプスで総合5位と順調に仕上がってきている。
ジロには最終ステージに個人TTがある。
距離も29.4kmと長いので、タイムを稼ぐには山岳で頑張るしかない。良いコンデションが保てれば総合上位に食い込めるのではないかな。
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