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2018ツール・ド・フランスでフルームのライバルはいるのか?

Photo credit: Alexandre Prévot on VisualHunt / CC BY-SA ブログ
Photo credit: Alexandre Prévot on VisualHunt / CC BY-SA
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2018ツール・ド・フランスに出場できることになったフルームですが、彼のツール・ド・フランス5勝目はなるのでしょうか?

ここ最近、フルームのことを調べていると、妙に気になってきて結局ライバルはいるのか?

ジロ・デ・イタリアでは膝を痛めていたとも言われており、ツールでは大丈夫なのかと思っています。

そして、優勝を阻むライバルは誰なのか?   大胆予想してみました。

 

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ツール出場選手決定

現段階では、暫定となっていますが、ここからのエース変更とかはあり得ないと思います。

出場チームは、22チーム。1チームの構成が8人ですから、176人の選手が今年はパリをめざしてスタートをきるわけです。

この表で緑色で表示されている選手はスプリンターを表しています。
実に、22チーム中、7チームはスプリンターがエースナンバーをつけています。スプリンターで総合を狙えそうな選手はいませんので、今回の予想からは外させて貰います。

 

スプリンターは、スプリント賞のマイヨ・ヴェール (maillot vert) 緑色のジャージを目指して戦うので、山岳では遅れることが多々あります。
ペーター・サガンは昨年ゴールスプリントの接触で違反をとられて失格処分となり6年連続での獲得はなりませんでした。それまでは、ペーター・サガンが2012年から5年連続で獲得しています。
サガン選手は、スロバキア語の発音に近い「ペテル・サガン」とも呼ばれてますね。
チームスカイ サンウェブ
クリス・フルーム(イギリス) トム・デュムラン(オランダ)
EFエデュケーションファースト・ドラパック アスタナ
アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー) ヤコブ・フルサン(デンマーク)
UAEチームエミレーツ トレック・セガフレード
アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー) バウケ・モレマ(オランダ
ディメンションデータ グルパマFDJ
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス) アルノー・デマール(フランス)
クイックステップフロアーズ モビスター
フェルナンド・ガビリア(コロンビア) ナイロ・キンタナ(コロンビア)
ボーラ・ハンスグローエ カチューシャ・アルペシン
ペテル・サガン(スロバキア) マルセル・キッテル(ドイツ)
ミッチェルトン・スコット ロット・スーダル
アダム・イェーツ(イギリス) ティシュ・ベノート (ベルギー)
アージェードゥーゼール ロットNLユンボ
ロマン・バルデ(フランス) ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
BMCレーシング バーレーン・メリダ
リッチー・ポート(オーストラリア) ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)
フォルトゥネオ・サムシック ディレクトエネルジー
ワレン・バルギル(フランス)
リリアン・カルメジャーヌ(フランス)
コフィディス ワンティ・グループゴベール
クリストフ・ラポルト(フランス) トーマス・デハント(ベルギー)
さて、こうして一覧表をみてみると、おのずと有力選手が見えてきますね。
オールラウンダーの選手で山岳もつよくて、タイムトライヤルもつよい選手が絶対有利ですね。
オレンジ色はプロコンチネンタルチームです。
緑色はスプリンターです。

 

過去4年のレース結果

2014年にヴィンチェンツォ・ニバリが優勝した、翌年2015年から連続して、フルームが勝利しています。

そして、確実に近年総合上位に入ってきている選手をみると
ロマン・バルデとナイロ・キンタナ選手となってきます。

ツールだけがレースでは決してありません。しかし、世界中の注目を集めるレースであり、ここでの優勝を目指して世界中のプロ選手がピークを合わせてきていると思います。
ここで、近年総合上位に顔を出す選手は当然、総合力がありチームのサポートもしっかりしていると思われます。

 

2017 レース結果
レース詳細
開催期間 2017年7月1日 – 7月23日
ステージ 21
全行程 3,516 km (2,185 mi)
優勝タイム 86時間20分55秒 (40,996 km/h/25,474 mph)
レース結果
優勝  クリス・フルーム (イギリス) (チームスカイ)
2位  リゴベルト・ウラン (コロンビア) (キャノンデール・ドラパック)
3位  ロマン・バルデ (フランス) (AG2R・ラ・モンディアル)
2016 レース結果
レース結果
優勝  クリス・フルーム (イギリス) (チーム・スカイ)
2位  ロマン・バルデ (フランス) (AG2R・ラ・モンディアル)
3位  ナイロ・キンタナ (コロンビア) (モビスター・チーム)
2015 レース結果
レース結果
優勝  クリス・フルーム (UK) (チーム・スカイ)
2位  ナイロ・キンタナ (COL) (モビスター・チーム)
3位  アレハンドロ・バルベルデ (ESP) (モビスター・チーム)
2014 レース結果
レース結果
優勝  ヴィンチェンツォ・ニバリ (イタリア) (アスタナ)
2位  ジャン=クリストフ・ペロー (フランス) (AG2R)
3位  ティボー・ピノ (フランス) (FDJ.fr)

有力選手をピックアップ

過去のツールでの成績と独断と偏見により注目選手をピックアップしてみたいと思います。

ロマン・バルデ

まあ、かわいらしい顔(^^)

フランス期待の星です。185センチにして65kgと超細身ですね。

完全なるクライマーなので、タイムトライヤルに弱いのが難点ですね!

そして、チームタイムトライアルも弱いらしいのでタイム差が心配です。35キロありますからね。

昨年のツールでも、第20ステージの個人タイムトライアルで総合4位転落の危機に陥るもミケル・ランダに対して、わずか1秒差で表彰台を死守し、総合3位となっています。

2018ツールは第20ステージに、31kmの個人TTが設定されています。
平地系のタイムトライヤルではなくて、ピレネーの麓を走るアップダウンに富んだコースは、フィニッシュ前3km地点に平均勾配10.2%の急坂区間が待ち受けてます。
これが、いつもと違う所であり、ここでのタイム差をフルームに対してどれくらいでフィニッシュ出来るのかが見ものだと思います。
近年のツールにおいて、タイムトライヤルが遅いのは辛い所がありますね。
フランスの期待を背負って頑張ってください!

ナイロ・アレクサンデル・キンタナ・ロハス

28歳と脂が乗ってきました。
身長/体重:167cm/59kg
国籍:コロンビア
今年は、ジロをスキップして、ツール1本に絞っており、フルーム打倒の一番手ではないかと思っています。
ただ、クライマーなので山岳ではフルームを圧倒するかもしれませんが、その差を個人タイムトライヤルで逆転されかねません。普通の選手よりもTTは速いんですけどね。
安定感と言う所で、表彰台の一角を狙ってくるのではないかと思います。

トム・デュムラン

Photo credit: <a href="https://visualhunt.com/author/0b9764">wrblokzijl</a> on <a href="https://visualhunt.com/re/d9f5b2">Visualhunt.com</a> / <a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/"> CC BY</a>

Photo credit: wrblokzijl on Visualhunt.com / CC BY

2017 世界自転車選手権個人タイムトライアル1位

生年月日:1990年11月11日 27歳
身長/体重:186cm/71kg
国籍:オランダタイムトライアルの才能だけでなく、山岳でも強さを発揮出来る選手に成長。
今年のジロ・デ・イタリアではフルームの80キロに及ぶ独走を阻止できずにジロ2連覇はならなかった。
フルーム同様に、ジロとツールを同じ年に走る。これがどう結果に影響するのかがわかりません。チーム・スカイの強力なチーム力にどう対抗できるのか、これが問題になるかと。

あとは、レース中に腹痛にならないことでしょうか?

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まとめ

Photo on <a href="https://visualhunt.com/re/93b1c9">VisualHunt</a>

Photo on VisualHunt

フルームもジロでは、膝を痛めていたという情報も聞いており、ジロからツールまでの1か月間で回復出来ているのかも懸念材料ではあります。

ただ、レースは何が起こるのか分からない世界なので、誰が勝つのか、それは神のみぞ知るといったところでしょうか?

あと、数日にせまったツール・ド・フランス。皆さんは誰が勝つと思いますか?

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