SRAMは、RossignolGroupからのTimeSportペダル事業の買収を完了した。
この買収により、SRAMのRockShox、Avid、Quarq、Zipp、Truvativの傘下のグループにペダル事業も追加されることになる。
TIMEの自転車部門は、すでにCardinal Cycling Groupに買収されており、この発表はその直後に行われた。
SRAMがTIMEのペダル部門を買収するということは、パワーメーターがついたペダル事業への参入ということも考えられる。
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TIMEのクリップレスペダルは1987年に設立。ペダルは横方向のフロートが大きく、スタックが低く、膝に優しいペダルとして人気がある。
私も、スピードプレイの前には、TIMEのペダルを使っていた。とても良いペダルだと今でも思っている。
SRAMがTIMEのペダル事業を買収したのは、2019年に買収したPower Tapからのハブベースとペダルのパワーメーターの販売を中止した直後に行われている。
同じ年に、LookはLook / SRM Exaktパワーメーターペダルをリリース。
そして、WahooはSpeesplayペダルを買収している。
さらに、GaminとFaveroAssinmaのロードパワーペダルは着実に売り出されており、これにSRAM
も加わるということは十分に考えられる。
TIMEは独自の工場を持っており、SRAMがこの資産を受け継いで、さらに販路を拡大していくことは容易に想像できる。
今後、SRAMがQuarqとの共同開発してパワーペダルの製品を出しても驚くことはないだろう。
SRAMは、2021年半ばから、現在のタイムペダルユーザーにスペアパーツとクリートを提供することを引き継ぎ、既存の製品保証を引き継ぐと述べている。
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