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ツール・ド・ラ・プロヴァンス第1ステージ ウルフパック大活躍! 【フニッシュ動画追加】

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photo tourdelaprovence.f
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フランスでのステージレース第2弾ツール・ド・ラ・プロヴァンスが開幕。

歴史は新しく、今年で6回目の開催となる。地元の新聞社プロヴァンスが2015年から計画をたて、2016年3ステージからレースは始まる。

初代チャンピオンはトマ・ヴォクレール。昨年はナイロ・キンタナが異次元の強さを見せつけて総合優勝したステージだ。

世界チャンピオンとなったジュリアン・アラフィリップに、エガン・ベルナル、昨年総合2位のアレクサンドル・ウラソフ(Astana – Premier Tech)も出場する。

誰が総合優勝するのか注目だが、開幕ステージを勝利するライダーにも注目だ。

 

 

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Stage 1»Aubagne›Six-Fours-les-Plages(182.3k)

第1ステージ photo tourdelaprovence.f

第一ステージは、マルセイユの東20kmのオバーニュからスタート。

スタートからいきなり1級山岳が現れる厳しいコース。山頂を越えてからスプリントポイントがあるが、これは逃げグループが獲得するのでは。

ゴール手前にも、3級山岳がありスプリンターを連れて行くチームは大変だ。アルノー・デマールやナセル・ブアニはゴールまで生き残れるのか注目だが、最後の3級からジュリアン・アラフィリップが逃げてくれると面白いのだけど。

 

photo tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

右端からは、アルカンシェルのジュリアン・アラフィリップがスタート。まだマスクをしたままライダーがスタートする姿も見られる。

 

逃げているのは、リリアン・カルメージャ(AG2R Citroën Team)とFERNÁNDEZ Delio(DELKO)の二人。

これは、今日はスプリンターの日で集団は賛成しているみたい。淡々とレースは進むだろう。あとはゴール前の3級山岳からパンチャーが動くはず。

 

集団の皆は、ほとんどが楽しそうに走っている。フランスチャンピオンジャージを着るアルノー・デマールも笑顔だ。このレース展開ならば間違いなく、ゴールを狙えるはず。

 

あらら、先頭のデリオフェルナンデス(FERNÁNDEZ Delio)がスーパータックで下ってる。どうしても出ちゃうんでしょうね。

この時、リリアン・カルメージャは走りながらトイレしてたので少し遅れる。リリアン・カルメージャはTeam Total Direct Energieからの移籍。ついにワールドチームで走ることになった。ツールでも勝利しており、山岳も得意なライダーだ。

 

今日は追い風のようだ。左下には風向きが表示されている。35km/hで走っているようなので、もっと早く走ればいいけど、そうすると一気に追いついてしまうので調整ですね。

残り93kmで2分のタイム差。まあ、この感じでもう少し続く感じだ。

 

3人の豪華な逃げ

レミ・カヴァニャがアタックをかけて、前の二人を一気に吸収。

ジャンニ・モスコンとジュリオ・チッコーネのアタックに、後ろからジュリアン・アラフィリップがジョイン。後ろに小さく見えている。

 

凄いメンバーなので集団は逃してくれないだろう。集団はどうする?

 

3人共、今シーズンの初レースだが、ガンガンに走っている。すでに50秒を稼ぎ出した。スプリンターチームは黙ってないだろうが、まだ本気で追ってこない。

 

エガン・ベルナルは集団の中。良く舌を出している。この大会ではエースナンバーをつけているが、イバン・ソーサやエディ・ダンバーのサポートに回るのではないかな。

 

集団先頭は、アルケア・サムシックが中心となって、ロットとUAEから1名ずつ出している。タイム差は1分20秒程度で抑えている。

 

残り35kmで1分10秒のタイム差。

少し厳しいタイム差か。少しずつ縮まってきている。流石にスプリンターチームは逃がしてくれないだろう。

 

ナセル・ブアニは集団前方に位置している。これならばゴールスプリントに絡めそうだ。追いつけばだけど。一番右側はコナー・スウィフト。

 

ラスト30kmを切っている。タイム差は34秒しかない。このレースではマスクをした観客の姿があちらこちらで見られる。

みんなレースを楽しみにしているのだ。

 

タイム差が再び45秒まで広がった所で、アルノー・デマールで勝利を狙うFDJも先頭にライダーを出してきた。ひょっとすると逃げ切れるかな。

 

3人とも下りも全開で逃げ続ける。ジャンニ・モスコンも昨年は不調だったが、今日は調子良さそうだ。イネオスの攻撃的な戦略もクラシック狙いのモスコンには都合が良い。

 

ラスト10km。もし、このまま逃げ切れたらチャンスのあるのはジュリアン・アラフィリップだ。逃げ切ればスプリントで勝てばよい。だが、30秒切ってきたので微妙なところだろう。

 

UAEはアレクサンダー・クリストフで勝利を狙うために先頭に固まって引きまくる。すでに前に3人の姿が見えているだろう。

 

あ~、後ろに集団の姿が見えてきた。どこまで粘れるか~。

 

短い登りで、ジュリアン・アラフィリップがアタック!

それに、ジャンニ・モスコンがくらいつく。ジュリオ・チッコーネは切れてしまった。

 

あ~、ラスト1.9kmで捕まってしまった~。ジャンニ・モスコンはジュリアン・アラフィリップの肩をたたく。

 

FDJがトレインを組むかと思っていたら、なんとジュリアン・アラフィリップがDeceuninck – Quick Stepのトレインに入っている!

ゼネク・スティバルが前を引き、ジュリアン・アラフィリップが先頭をリード。そして、ミケル・モルコフにスイッチ。

 

ミケル・モルコフをアルノー・デマールが抜いて勝利~かと思ったら。

最後は、先行するアルノー・デマールをダヴィデ・バッレリーニがまくった~。ウルフパックの完全勝利だ!

ジロ・デ・イタリアで4勝をあけたスプリンターに勝ってしまうとは凄い!。

ジュリアン・アラフィリップは逃げから、更にスプリントトレインに参加してダヴィデ・バッレリーニを見事にアシスト。最後には、ダヴィデ・バッレリーニで勝ってしまうなんて。

素晴らしい戦いをウルフパックはみせてくれた。ウルフパックは、今シーズンの初戦で1勝目だ。

 

こちらはジュリアン・アラフィリップとジャンニ・モスコンが捕まった所からゴールまでの動画

 

リザルト

第1ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  BALLERINI Davide Deceuninck – Quick Step 20 30 4:43:23
2  DÉMARE Arnaud Groupama – FDJ 10 18 ,,
3  BOUHANNI Nacer Team Arkéa Samsic 5 12 ,,
4  VENTURINI Clément AG2R Citroën Team   7 ,,
5  WALLS Matthew BORA – hansgrohe   4 ,,
6  SCHELLING Ide BORA – hansgrohe   3 ,,
7  COQUARD Bryan B&B Hotels p/b KTM   2 ,,
8  BAUHAUS Phil Bahrain – Victorious   1 ,,
9  MOSCHETTI Matteo Trek – Segafredo     ,

 

 

 

 

 

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