今年からツール・ド・フランスでもMavicの黄色いサポートカーに変わって、ブルーのShimano
サポーカーが登場する。
ShimanoはASOと提携したため、ツール・ド・フランスのみならず、ワールドツアー、コンチネンタル、ウィメンズレースにも、ニュートラルサポートカーとしてMAVICに取って変わる。
Shimanoのサポートカーに乗っているバイクは何なのか見てみよう。
PARDUS ROBIN SL
ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、オセアニアのレースで見られるバイクは、その地域のシマノ本社がどのフレームを採用するかによって、わずかに異なることは間違い。
ここでは、2020年にサントス・ツアー・ダウンアンダーで使われたバイクを例にとってみよう。
使われていたバイクは、UAE CycleのPARDUS ROBIN SLというバイクで、リムブレーキ仕様。
これを青く塗りなおして、フレームにShimanoと名前を入れている。
Shimano AU(オーストラリア)とPardusのつながりは、オーストラリアのNational RoadSeriesでレースを行うStGeorge Continental CyclingTeamを通じてもたらされた。
当然のことながら、Shimanoのコンポにハンドル、ステム、Dura-AceC60カーボンクリンチャーが使われている。
このバイクに取り付けられているShimano以外のコンポーネント(フレーム除く)は、25mm MaxxisRelixチューブタイプタイヤのみ。これらには、170TPIケーシングとブランドのSilkShieldパンク保護が付属している。
今年のツールや各レースでShimanoのサポートカーを見たら、バイクもチェックしてみたいですね。
ただ、バイクをそのままライダーに貸し出すことはツールとかではないのではないかな。
全く違うサイズだし、ペダルがDura-aceを使っているチームならばよいけど、EF Education – NippoなどはSpeedplayだから用意されていないと使えない。
まあ、パンクの時のホイールとかの貸し出しが主でしょうね。
Shimanoニュートラルサポートバイクフルスペック
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- フレームセット: Pardus Robin SL Shimanoエディション、サイズ54
- フロントブレーキ: Shimano UltegraR8000デュアルピボット
- リアブレーキ: Shimano UltegraR8000デュアルピボット
- ブレーキ/シフトレバー: Shimano UltegraR8000デュアルコントロールレバー
- フロントディレイラー: Shimano Ultegra R8000
- リアディレイラー: Shimano Ultegra R8000
- カセット: Shimano Ultegra R8000、11-30T
- チェーン: Shimano Ultegra
- クランクセット: Shimano Ultegra R8000、53 / 39T
- ホイールセット: Shimano Dura-AceC60カーボンクリンチャー
- タイヤ:MaxxisRelixクリンチャー25mm
- ハンドルバー: PRO Vibe 7S
- ハンドルバーテープ: PRO Sport Control Team LTD
- ステム: PROPLTアロイ120mm
- ペダル: Shimano Dura-Ace
- サドル: PRO Falcon
- シートポスト: PROPLTアロイ
- ボトルケージ:プロボトルケージ合金
- 総重量: 7.89kg
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