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クリス・フルームは成功すると強気なIsrael Start-Up Nationのシルヴァン・アダムス

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photo Chris Froome instagram
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評論家の中には、すでにクリス・フルームがツール・ド・フランスで優勝することはないだろうという意見もある。

2019年の クリテリウム・デュ・ドーフィネでのクラッシュ以降のパフォーマンスを見てみると。

フルームは、ブエルタ・ア・エスパーニャでは3時間半以上の遅れで総合98位。ここから来シーズン、イエロージャージを獲得するというのはあり得ないというのだ。

だが、Israel Start-Up Nationのボス、シルヴァン・アダムスは常に強気だ。フルームは成功すると主張している。

 

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プレッシャーをかける

 

2019年6月のクラッシュからのフルームの進歩を見るには別の方法がある。

彼は完全に回復し、レースに復帰している。そして、GCでの活躍からは程遠いものの、2018年以来の初のグランドツアーをスタート時よりも強く終えている。

頻々に集団の前方でアシストしている姿が見られたのは事実だ。

Israel Start-Up Nationのオーナーであるシルヴァン・アダムスは、評論家の意見から真っ向対立する。

かなり、強気にフルームの活躍を熱望しており、フルームは2021年の準備ができていると確信している。

もちろん、アダムスにはフルームが来シーズンの主役になると信じたい理由がある。

シルヴァン・アダムスは、フルームが移籍市場に出回っていることを知ったとき、4度の優勝を果たしたフルームと契約するために署名した。

フルームの給料は公表されていないが、情報筋によると、プロトンで最も高給取りの選手の一人として維持されることになるという。

大金が懸かっているだけでなく、成果を出さなければならないというプレッシャーもあるはずだ。

アダムスは、個人的な財産からチームの数百万ドルの予算の多くを引き受けており、フルームが5勝クラブに参加するのを助けたいと考えている。

しかし、他のビジネスマンと同様に、彼は投資に対するリターンを求めているのは当然。

彼はすでにジロ・デ・イタリアをイスラエルに誘致し、自転車競技界初のイスラエル代表チームをツール・ド・フランスに送り出している。

実績も作り出しているのだ。フルームにもそれを求めてくる当然だろう。

 

強気なシルヴァン・アダムス

 

今、アダムスは、2021年にフルームと一緒にチームがイエロージャージを獲得できると信じているほど強気だ。

 

私たちには多くのプレッシャーがああり、フルームにも多くのプレッシャーがかかっている。

もし、クリス・フルームが来年のツールで良い成績を残せなければ、我々は激しく批判されるだろう。

誰もが言うだろう、彼らを見てみろ、彼らは洗いざらいの元チャンピオンを連れてきて、それを搾取できると思ったんだと。

チームはダメージ商品を買ったのか?アダムスは違うと言う。

 

チームは契約前にフルームのパワーファイルにアクセスしており、最近でも良好なパフォーマンスデータを確認している。

クリスとは十分な話し合いをした。彼のパワーファイルを持っている。彼は年配のライダーだが、このスポーツを始めたのは遅かったし、ツールでの彼の将来を信じている。

と、アダムスは語っている。

 

結果は来年のツールであきらかに

 
 
 
 
 
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フルームが来年のツールに復帰して正当な候補者になれるかどうかは、2021年のトップストーリーの1つになるだろう。

フルームはブエルタ期間中、自分のトップフォームからは程遠いと語っていた。

しかし、彼はまた、ステージが進むにつれて改善していると主張し、6月下旬に開催される2021年のツアーに間に合うように復帰するために努力を続けることを誓っている。

 

すでに明らかなのは、フルームの到着が間近に迫っているIsrael Start-Up Nationには、明確なビフォーアフターがあるということだ。

フルームが登場する前、チームはベテランのダン・マーティンを中心にグランドツアーへの意欲を高め、有望な人材を育成するために、ゆっくりとした計画を立てていた。

フルームの登場で、チームはグランドツアー計画に一気にアクセルを踏んだ。

 

我々は、ツール・ド・フランスでクリス・フルームをサポートするために、ワールドクラスのチームを持つことになるだろう。

誰もが私たちのチームに入りたがっている。我々は今シーズン、給与をカットしなかった数少ないチームの一つだ。

そこには不満を持ったライダーがたくさんいる。グランドツアーを目指してチームを募集している。

と語り、更なる強化を約束している。

 

アダムスによると、フルームにはスーパーチームのイネオスやユンボ・ビスマに匹敵するようなバックルームのコーチングとパフォーマンスのサポートもあるという。

アダムスは、フルームをサイクリング界のリオネル・メッシと呼んでいるが、この野望はフルームをツールの5勝クラブに押し込むこと、また、それ以上のものだと語っている。

 

我々は歴史を結び、歴史を作るために、5番目と6番目のツアーの勝利を探している。我々はクリスを絶対に信じている。

6番目というと、更に1シーズン契約を更新するということも考えているのだろう。来シーズンの結果によるだろうけれども。

アダムスの大きな賭けが功を奏したかどうかは、時間が教えてくれる。

 

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