クリス・フルームは現在行われているブエルタ・ア・エスパーニャで特別ペイントされたポップアートなPinarello Dogma F12に乗る。
これは第7ステージから最終ステージのマドリードまで実際にクリス・フルームが乗って走る。終わったあとはオークションにかけられ、慈善団体に寄付されることになっている。
慈善事業に寄付
バイクは、有名なブラジルのポップアーティストであるロメロ・ブリット(Romero Britto)によってデザインされた。
ロメロ・ブリットが専門とするマルチカラーのポップアートスタイルのおかげで、とてもおしゃれに仕上がっている。
Dogma F12のカーボンフレームのマットブラックのベースコート全体に、ブルー、パープル、グリーン、イエロー、オレンジのスプラッシュが施されている。
ヘッドチューブには、通常のフルームのサイのデザインがある。これはフルームが育った南アフリカの大地を表している。
チェーンステイには「Britto」の文字が。シートポストはBestBuddiesのロゴで仕上げられている。
ロメロ・ブリットの作品にはパトカーとかもあるようだ。ずっと使っているのかな。
オークションで集まった資金は、Best Buddies Internationalに寄付される。
Best Buddies Internationalは、ダウン症、自閉症、脆弱X症候群、ウィリアムズ症候群などの知的および発達障害(IDD)を持つ個人に、1対1の友情、統合された雇用、リーダーシップ開発、包括的生活の機会を創出する非営利団体。
フルームは、これまでにも慈善団体と協力してきた歴史がある。
マイアミでのBest Buddies Challengeには2017年・2019年に参加している。2017年には700,000ドル以上を調達している。
これからブエルタでポップなピナレロに乗るフルームに注目だ。
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