ドリダーフス・ブルージュ~デ・パンネは、今年のクラシックを締めくくるベルギーのレース。
このレースで、マチュー・ファンデルプールは終始先頭集団にいてクイックステップ勢と戦う気は満々。
すでに、カレブ・ユアンとミハウ・クフィアトコフスキはリタイヤ。アレクサンダー・クリストフも逃げには入っていない。
非常に高速なレースで平均速度は47.71km/h。次々と逃げ集団からも脱落する選手が出るほどだった。
マチュー・ファンデルプールが落車したのは直線道路を進んでいた時。ケガの様子と原因を紹介。
横風は強かった
マチュー・ファンデルプールが落車したのはラスト16km。
再度、その時の状況を見て貰いたい。
カメラを拭いたのだろうか? マチュー・ファンデルプールが落車する前に画面が暗くなり良くわからない。
一部、海外サイトの情報だと横風で落車したとあるが、横にライダーがいるのに一番端を走っていたマチュー・ファンデルプールが一人だけ落車するはずはない。
マチューのバランス感覚は素晴らしく、シクロクロスの3年連続チャンピオンだ。
画面を見てもわかるが、密集しておりノルウェーチャンピオンジャージを着るスヴァンエーリック・ビストグラム( UAE-Team Emirates)の肘が絡んだというのが本当だろう。
海外サイトwielerflitsでも、肘が当たったと書かれている。
マチュー・ファンデルプールは歩いてサポートカーに乗っており、チームドクターの診断では軽い脳震盪の症状があるという。
この日は、病院には行っていない。落車して転げ落ちた所が草むらだったから良かった。溝だったが、水もなく草がクッションになってくれている。
医師は、翌日にも診断するということだが、打撲と落車のショック、軽い脳震盪だけで済んだのは不幸中の幸いだ。
この落車を見た時には、かなり悪い状況だと思ったので気が気ではなかったが、無事であったことで一安心だ。
ロンド・ファン・フラーンデレンでのワウト・ファンアールトとのスプリントで勝利したマチューならば、落車さえなければ今日も勝負に絡めていただろう。
最後に、落車でロードシーズンが終わるのは寂しいが、ケガの後遺症なくシクロシーズンに突入して貰いたい。
マチュー・ファンデルプールのシクロクロス初戦は12月12日のシュヘルデクロス・アントウェルペンから。
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