イネオスがジロ・デ・イタリアのメンバーを正式に発表した。
今回は、ゲラント・トーマスを単独のリーダーとしてジロ制覇に挑む。
以前から、メンバーは選出されていたが、このメンバーならば初日のマリアローザのゲットも可能ではないかな?
ジロ・デ・イタリアメンバー
On Saturday the fight for the maglia rosa begins at the #Giro. Here’s how the INEOS Grenadiers will line up in Italy.
Click below for the pre-race thoughts of team leader @GeraintThomas86 and Sir Dave Brailsford.— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) September 30, 2020
今年はジロ・デ・イタリアの開催期間が、10月3日から10月25日。
ブエルタ・ア・エスパーニャが10月20日から11月8日までと期間がかぶっている。このためメンバーを二つに分けなければいけない。
エースは、ジロがゲラント・トーマス。ブエルタはクリス・フルームとリチャル・カラパスとなる。
ジロのメンバーを見てみると、平地のアシストは完璧だ。フィリッポ・ガンナが3人分の働きをするはず。
それに、あまり好調とは思えないが、ローハン・デニスもいる。スプリトステージではベン・スウィフトが狙ってくるかな。
山岳アシストは、ツールも出場したジョナタン・カストロビエホにテイオ・ゲイガンハート。
ジョナタン・ナルバエスはセッティマーナ・インテルナツィオナーレ・ディ・コッピ・エ・バルタリ(Settimana Internazionale Coppi e Bartali)を総合優勝しており期待できそうだ。
山岳でも4人アシストが残ればかなり優位にレースを展開できそうだ。
初日から独占か?
ジロの初日だが、シチリアでのスタートとなる。最初の1kmは登っているけど、あとは下り。しかも距離は15.1kmと短い。
予測するまでもないけど、トップを取るのはイネオスの中から出るだろう。まあ、フィリッポ・ガンナかな。
世界個人追抜では世界記録保持者。さらに2020世界選手権金メダルを獲得した彼に下りでかなう相手はいないのでは。距離も短いし。
しかも、コースは真っすぐな部分も多い。第2位にはローハン・デニスかゲラント・トーマスが入るのではないだろうか?
下りということで、体重のあるライダーがガツーンと上位に入る可能性もある。あとはアワーレコード保持者のヴィクトール・カンペナールツが何位に食い込むか。
世界選手権で上位にきたライダーでジロに出るのは、アレックス・ダウセット(Israel Start-Up Nation)くらいしかはいない。他はクラシックに出場。
第1ステージでアリア・ローザを着ると第2ステージは丘陵ステージなので2日間は着用できそうなのだけどどうかな。
まずは、初日のマリアローザを誰が着るのか注目しておきたい。
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