イタリアのGazzetta dello Sport の報道では、ミラノ~サンレモが8月15日で、イル・ロンバルディアが8月15日の開催となっていた。
だが、実際にUCIが発表したレースカレンダーではミラノ~サンレモは8月8日。イル・ロンバルディアが8月15日の開催となった。
8月15日は特別な日
イタリアで8月15日は宗教祭日。聖母マリアが死後天に召されたという「聖母被昇天祭」の日。
そのため、この日はあらゆる店舗は休みとなる。ミラノ~サンレモはイタリアでもっとも人気のあるレースなのに、店が休みでは聴衆の集まりも期待出来ず、みんなテレビで見ることになる。
このため、ミラノ市長が観光客とスポーツの観点から最悪の選択として強硬に反対していた。
市長は主に組織的な不利益を認めている。
コロナ危機の余波にもかかわらず、私たちは8月に観光客を歓迎したいと思います。しかし、8月15日のミラノ~サンレモは、追加の観光客を与えない。
むしろ、それは大きな組織上の問題を引き起こすでしょう。たとえば、都市の交通状況を見ると、1年で最も重要な日に、地域全体が麻痺するでしょう。
とミラノ市長が反対していたのだ。
この点をUCIは考慮してミラノ~サンレモが8月8日開催となった。ミラノは観光都市ですからね。
では、ロンバルディアは良いかのとなるが、この点はイタリアのレース主催者でもあるRCS Sportも認めている。
改定されたレースカレンダー
- 8月1日:ストラーデビアンケ(イタリア)
- 8月5〜9日:ツール・ド・ポローニュ(ポーランド)
- 8月8日:ミラノ・サンレモ(イタリア)
- 8月12〜16日: クリテリウム・デュ・ドーフィネ(フランス)
- 8月15日:イル・ロンバルディア(イタリア)
- 8月25日:ブルターニュクラシック–西フランス(フランス)
- 8月29日〜9月20日:ツール・ド・フランス(フランス)
- 9月7日~14日:ティレーノ・アドリアーティコ(イタリア)
- 9月11日:グランプリCycliste deQuébec(カナダ)
- 9月13日:グランプリCycliste deMontréal(カナダ)
- 9月9日〜10月3日:BinckBankツアー
- 9月30日:ラ・フレッシュワロンヌ(ベルギー)
- 10月3日:EuroEyes Cyclassicsハンブルク(ドイツ)
- 10月3日〜25日:ジロ・デ・イタリア(イタリア)
- 10月4日:リエージュ-バストーニュ-リエージュ(ベルギー)
- 10月10日:アムステルゴールドレース(オランダ)
- 10月11日:フランダースフィールズ(ベルギー)のGent-Wevelgem
- 10月18日:ツールデフランドル(ベルギー)
- 10月-20日-11月8日:ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン)
- 10月-21日:ブルッヘ〜デ・パンネ3日間(ベルギー)
- 10月25日:パリ~ルーベ(フランス)
- 11月-5-10日:グリー–広西ツアー(中国)
女子ワールドツアーカレンダー2020
- 8月1日:ストラーデビアンケ(イタリア)
- 8月8日キャンセル:Postnord UCI WWTVårgårdaWest Sweden TTT(スウェーデン)
- 8月9日キャンセル:Postnord UCI WWTVårgårdaWest Sweden RR(スウェーデン)
- 8月13〜16日キャンセル:ノルウェーレディースツアー(ノルウェー)
- -8月26日:GP de Plouay –ロリアンアグロメレーショントロフィーWNT(フランス)
- -29 8月:ルツールドフランス(フランス)によるラコース
- 9月1〜6日:Boels Ladies Tour(オランダ)
- 9月11〜19日:ジロ・デ・イタリア・フェミニン(イタリア)
- 9月30日:ラ・フレッシュワロンヌ(ベルギー)
- 10月4日:リエージュ-バストーニュ-リエージュフェム(ベルギー)
- 10月10日:アムステルゴールドレースレディース(オランダ)
- 10月11日:フランダースフィールズ(ベルギー)のGent-Wevelgem
- 10月-18日:ロンデ・ファン・ヴランデレン(ベルギー)
- 10月-20日:ブルッヘ〜デ・パンネ3日間(ベルギー)
- 10月23〜25日:崇明島(中国)のツアー
- 10月25日:パリ~ルーベ(フランス)
- 11月6-8日:La Vuelta(スペイン)によるCeratizit Madridチャレンジ
- 11月10日:広西チワン族自治区の女性のワールドツアー(中国)のツアー
女性のレースはかなりキャンセルが多くなっている。UCIはまた、2020 UCIジュニアトラックサイクリング世界選手権が1年延期されたことも発表している。
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