AG2R La Mondialeが次々と来シーズン以降の契約延長を発表している。
今回発表されたのは、
- ジェフリー・ブシャール(Geoffrey Bouchard)(28)、
- ドリアン・ゴドン(Dorian Godon)(24)、
- オウレリアン・パレパントル(AurélienParet-Peintre)(24)
の3人。このトリオは、2022年までフランスのフォーメーションを務める。
アレクシ・ヴュイエルモーズ(Alexis Vuillermoz)も少し前に契約更新しているので一緒に紹介。
ジェフリー・ブシャール(Geoffrey Bouchard)
2019年ブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したのは記憶に新しい。
チームには2018年8月1日より、テストライダーとして契約している。移籍した初日からTour Alsaceを走っており、第4ステージで優勝。そのまま総合優勝を飾ってしまった。
そして、初めて出場したグランツールで山岳賞を取ってくれたのだからチームとしては嬉しいかぎりだろう。
26歳でプロデビューと遅咲きながら、2022年まで2年契約延長を勝ち取った。
ドリアン・ゴドン(Dorian Godon)
2016年8月1日コフィディスにテスト生として入団。AG2R La Mondialeには2019年から所属している。
スプリントが得意だが、登りもこなせるオールラウンダーでもある。
チームからのこの信頼のサインに満足している。これにより、長期的な展望が開かれる。
良いグループと良い結束があり、グランドツアーでステージを勝ち取りたい。フランダースでオリバー・ナーセンをサポートできることを夢見ている。
24歳と若く、将来的にチームを支えていく選手となるはずだ。彼も2022年まで契約延長となった。
オウレリアン・パレパントル(AurélienParet-Peintre)
2018年8月1日からチームに合流。オールラウンドに活躍出来る選手で、2020パリ~ニースではヤングライダー賞2位となっている24歳。
2020シーズン初戦のEtoile de Bessègesでは、ブノワ・コヌフロワの総合優勝をアシストしつつ、総合6位を獲得。
今しばらくは、アシストとしてチームを支えることになるだろう。シーズン序盤の成績によって、2022年まで契約延長となった。
アレクシ・ヴュイエルモーズ(Alexis Vuillermoz)
2018年にパリニースで8位に終わり、2019年にドロームクラシックで優勝。ティレーノのクイーンステージで8位になり、非常に良いパフォーマンスを得たとしても、ケガの為、かなり途切れ途切れのシーズンをなっていた。
2019ツール・ド・フランスのあとに、膝蓋骨骨折。しかも、復帰しようとしていたボルタ・ア・カタルーニャもコロナのためにレースはなかった。
だが、チームは中心選手として2021年も契約を更新。2014年以来一貫してAG2R La Mondialeで走っておりチームの信頼が厚いことを伺わせる。
今のところ、このツール・ド・フランスに集中し、クラシック、特にアルデンヌクラシックを走る予定だ。
AG2R LA MONDIALEチームは、過去数週間でオリバー・ナーセンを含めて5人のライダーの契約延長を発表。だが、この中にエースであるロマン・バルデの名前はない。やはり移籍なのだろうか?
フランスチーム以外で走るロマン・バルデの姿は想像できないが、変化を求めているのならばしかたないかもしれない。
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