Specializedは、どこでも走れるグラベルバイクの更新バージョンであるSpecialized Divergeを発売。
ジオメトリの更新、SWAT、Future Shock 2.0の導入など、大幅な変更が加えられている。
新しいDivergeは6つのカーボンDivergeモデル、5つのアルミニウムモデルの11種類があり、フレームセット販売もある。
Specializedは、Diverge Evoの発売も予定しており、こちらはフラットバータイプとなる。
Specialized Diverge Pro Carbon
Future Shock 2.0を搭載
Divergeの最上位バージョンDiverge Pro Carbonには、Roubaixで使用されているのと同じ油圧ダンピングバージョンのFuture Shock2.0を採用している。
Future Shock 2.0は、フォークステアラーに収納された調整可能なコイルサスペンションカートリッジ。20mmのトラベルを提供し、フレームとフォークに対してコックピットを上下に動かすことが可能。
Specializedは、この設計がペダリングの影響を受けないため、ヘッドチューブの下に配置されたサスペンションに比べて最も効率的であると考えている。
乗り心地を向上させながら軽量化も果たすことが出来るのは大きなメリットだ。
ジオメトリの更新
新しいフレームセットは、より長いフォークオフセット(55mm)、全体のホイールベースがかなり長く、ボトムブラケットがわずかに高く、すべてのサイズでリーチが拡大されて再設計されている。
マウンテンバイクのようなジオメトリで、全体的なジオメトリが低くなるため、安定性とオフロードのスピードが大幅に向上。
バイクのリーチはすべてのサイズで約10mm伸びている。ステムの長さを減らしながらリーチを増やすことは、ライダーが前輪に対してピッチングを少なくすることを意味し、急な地形でのコントロールを改善する。
ここでの大きな変更により、乗り心地が大幅に向上している。
ダウンチューブにSWAT搭載
SWATとは(ストレージ、水、空気、およびツール)のことで、ダウンチューブに搭載されている。
ダウンチューブのボトルケージの下にハッチが隠れており、すべてフレーム内にある。
Specializedはダウンチューブの直径を拡大し、バリヤーカーボンレイアップで領域を強化して搭載。
付属のSWATシステムのジッパー付きポーチには、必需品用の小さなブラケットが含まれている。
パンク修理用品が標準で付属しているので、かさばらなくていいですね。
公式サイトでは、ツール、パンク修理キット、補給食といったライドの必需品はもちろん、SWAT Jacketまでも収納できると書いてあるので、もっと入るのでしょう。
Specialized Diverge Pro Carbon spec
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