カデルエヴァンス・グレートオーシャンロードレースのエリート女子で優勝したのは、リアン・リパート(Sumweb)22歳。
2018年のドイツチャンピオンで、昨年ブラバンツペイル(UCI1.HC)であわやバイクと衝突しそうになった美人ライダーだ。
順調に力をつけてきた彼女は、ついにワールドツアーで嬉しい初勝利となった。
カデルエヴァンス・グレートオーシャンロードレース
カデルエヴァンス・グレートオーシャンロードレースは、2015年、オーストラリア人として唯一のツール・ド・フランス覇者となったカデル・エヴァンスの引退レースとして開催されたのが始まりだ。
2017年からワールドツアーレースとなり、ツアー・ダウンアンダーに出場したライダーがそのままレースに出場するので豪華ライダーが集結している。
リアン・リパートは、1週間前のサントス・ツアーダウンアンダーでもヤングライダー賞獲得に、総合でもわずか5秒差の2位となっており好調をキープしてレースをスタートした。
レースは、121kmのルート全体で強風と雨の厳しいレース。20kmで大きな落車も発生。集団が分裂し、先頭集団に残ったリアン・リパートは残り5kmからアタック。
見事に逃げ切りに成功した。
勝利後、リアン・リパートは次のように述べている。
私たちは厳しい条件に慣れているので、チームにとっては良いことでしたし、風の中でレースは難しくなった。
とても調子が良かったので、橋を渡った後の最後の上り坂でアタックしました。驚くべきことに、初めてワールドツアーレースで優勝したとは信じられません。
チームはフィナーレで本当に重要な役割を果たしました。それらがなければ今日は勝てなかったでしょう!
先頭集団の中にSumwebのチームメイトがいたことも勝利の要因の一つだ。追走をふせいでくれた援護もあったようだ。
こうして、一度でも取り上げたことのある選手が活躍してくれると、とても嬉しい。22歳とまだ若いので、これから将来のチームのエースとしても活躍出来るはずだ。
シーズンは始まったばかりなので、さらに勝利を重ねて欲しい。
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