Team Sunwebは、2020年のチームプレゼンテーションをアムステルダムで開催した。
トム・デュムランが抜けたチームは難しいかじ取りをしなければならない。
その発表で、男女のワールドツアーチームとその開発チームの2020年メンバーと新しいチームジャージを披露。
Team Sunwebのチームジャージも言われないとわからないレベルで変更が加えられている。
2020年チームジャージ
まず、2019年ジャージを見てみると、こんな感じ。以前の白基調のジャージからガラっと変わっている。
こちらが、新しいジャージ。ほとんどわからないレベルの変更なので~
変更点を箇条書きすると
- 肩にCerveloの文字
- 胸のCerveloの文字が黒から白に
- ジャージ下側の黒から赤へのグラデーションの廃止
ジャージは引き続きクラフトが作成している。
あとは、パンツにBINCK BANKのスポンサーの名前が入ってますね~。
Sumwebの狙うグランツールリーダーは?
トム・デュムランが移籍してしまい、総合上位を狙うのが難しくなったチームだがジロ・デ・イタリアをリーダーとして走るのはウィルコ・ケルデルマンだ。
トム・デュムランが抜けたあとの2019年ブエルタ・ア・エスバーニャでは総合7位。
これまでも、2014年ジロ・デ・イタリア総合7位、2017年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合4位と総合力のあるライダーだ。
トム・デュムランがいなくなったことにより、ゲンデルマンの自由度が高まった。寒い時期が得意で、長いステージと山岳が得意な彼にはジロはぴったりなのだ。
ツール・ド・フランスはスキップしてオランダ代表としてオリンピックに出場を希望している。だが、オランダ代表の争いは厳しく彼が選ばれるかどうかはわからない。
ウィルコ・ケルデルマンは2017年のレベルに戻りたいと思っている。2017年にブエルタで4位になった力を取り戻したいと思っているのだ。
そうすれば、チームも総合を狙う体勢で戦略を練ってくれるようになる。今のままではチームはクラシックとステージ優勝のみを狙っていくチームになってしまうのだから。
ツール・ド・フランスはサム・オーメンが狙っていく。ビデオでは久しぶりの元気な姿を見せてくれている。
彼は2019ジロ・デ・イタリアの落車で骨盤骨折をしてしまい、それ以来レースに出ていないのだ。
その後骨盤動脈が狭くなっており手術もしている。どうも昨年辺りから症状は出ていたようだ。
2019ジロではトム・デュムランの落車で一緒にゴールしてタイムを失ったが、急遽エースとして走ることになった。
だが、個人タイムトライヤルでは足に力がはいらず総合10位から19位まで順位を落としてしまう。
その後、落車してしまい長期の離脱につながってしまった。
一応来シーズンのレーススケジュールは出ていて、
ワロンヌなどのクラシックをこなしてから、ツール・ド・フランスに出場するようだ。
どこまで回復しているのか、2018ジロ・デ・イタリア総合9位というレベルまで回復しているのか良くわからない。
ツール・ド・フランスならば、マイケル・マシューズのスプリントを狙っていくチーム編成になるかもしれない。その前に出場出来るレベルに戻すのが前提条件だ。
長いリハビリ期間を費やしたのだから是非、元気な走りを見せてもらいたい。
24歳と若いので、これからいくらでもレベルを上げることが出来るはずだ。
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