タデイ・ポガチャルが3連覇、通算5度目の総合優勝を目指して2026 ツール・ド・フランスに投入するバイクは、多くの人が想像するよりもかなり重いかもしれない。
バルセロナでのグランデパールを前に、UAE Team Emirates – XRGのブースでタデイ・ポガチャルの決戦用エアロロードであるColnago Y1Rsが撮影されている。
昨年のColnago Y1Rsからさらに重量減を果たしているが、その最大の要因は塗装の変更にある。無塗装の生カーボン仕上げを採用することで、極限までスピードを追求している。
極限のスピードを追求した無塗装カーボンと重量の真相
タデイ・ポガチャルは、2024・2025年の2年連続の世界ロード王者だ。アルカンシェルと合わせて白いフレームのColnagoに乗るのが普通。
2025年はホワイトカラーとレインボーカラーのColnagoに乗っていた。
2025 ツール・ド・フランス開幕前には、軽量クライミングバイクColnago V5Rsが確認されていたが、タデイ・ポガチャルはレースを通してエアロロードのColnago Y1Rsを選択した。
この決断の裏には、第15ステージの上りタイムトライアルで、Colnagoがタデイ・ポガチャルのために特別仕様の無塗装カーボン製Y1Rsを用意したという背景がある。
モン・ヴァントゥにフィニッシュする第16ステージでも使用されたこのバイクについて、Colnagoは「塗装なし、装飾なし、スピードのみ」と表現し、急進的なフレーム設計やバヨネットフォーク、ガルウィングコクピットによる空力性能が、V5Rsの軽量性を上回ると説明している。
タデイ・ポガチャルは2026 ツール・ド・フランスでも、この「スピードのみ」を追求する無塗装カーボン路線を継続している。
実際にタデイ・ポガチャルのColnago Y1Rsを計測した結果、重量は7.25kgだった。
これは驚くほど軽い数字ではない。昨年のツールで使用された塗装済みのColnago Y1Rsが7.57kgであったことと比較すれば軽量化されているが、ヨナス・ヴィンゲゴーが今大会で使用するCervélo S5と比較すると450g重い。
ただし、ヨナス・ヴィンゲゴーのバイクはフレームサイズが小さく、計測時にはフロントシングル(1x)のドライブトレインが装着されていたという違いがある。
タデイ・ポガチャルのColnago Y1Rs Spec
フレーム:Colnago Y1Rs
サイズ:54cm
ハンドル幅(C-C):36cm
グループセット:Shimano Dura-Ace Di2 R9200、Carbon-Tiチェーンリング
パワーメーター:Shimano Dura-Ace
ペダル:Shimano Dura-Ace
ホイール:ENVE SES 4.5 Pro
サドル:カスタム3Dプリント Fizik Argo Adaptive
ボトムブラケット:Bikone BSA Road Ceramic Aero UAE
ボトルゲージ : Elite Leggero Carbon bottle cages 17g
タイヤ:Continental GP5000 TT TR
タイヤ公称サイズ:28c
タイヤ実測サイズ(前):31.6mm
タイヤ実測サイズ(後):30.8mm
総重量:7.25kg
タデイ・ポガチャルは頭のエアロに
タデイ・ポガチャルの髪型は、今年初めのストラーデ・ビアンケの前にも話題となったが、2026 ツール・ド・フランスの開幕を前にも再び注目を集めている。
タデイ・ポガチャルは、再び短く刈り込んだヘアスタイルを選択。数ミリ残った髪はさらにブロンドに染められている。
今年に入り、タデイ・ポガチャルは髪型がスリム・シェイディ、つまりエミネムにインスパイアされたものだと語っていた。しかし、現在採用している短くブロンドに染めた髪型には競技上の利点もあることを明かした。
今回新しくした短いブロンドのヘアスタイルには、どのような競技上のメリットがあるのでしょうか。
この短い髪型にすることで、ヘルメットの下の空気の流れが良くなるんだ。さらに、ブロンドの髪は太陽や暑さの影響を軽減してくれる。それに、よりクールに見えるしね。
多くの強力なライバルとの戦いが控えていますが、誰との対決を最も楽しみにしていますか。
全員だよ、全員と戦いたいと思っている。ただ、ライバルたち全員が不運に見舞われることなく、最高のコンディションであることを願っているよ。
そうすれば、私たちが得られる最大のスペクタクルになるからね!






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