ロードバイクの情報を発信しています!

2026 ツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ第8ステージ ポール・セイシャス、自身初のリタイアで総合優勝の夢散る

Image generated by Midjourney 海外情報
この記事は約3分で読めます。

前日の第7ステージにおいて、時速70kmという猛スピードで落車に見舞われた Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャス。

身体に激しい痛みを抱えながらも気丈に第8ステージのスタートラインに立ったが、無情にもゴールまで残り95キロの地点でバイクを降り、レースを去ることとなった。

 

スポンサーリンク

総合優勝の夢を絶った残酷な結末と、自身初のリタイア

 

今大会のツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプにおいて、明確に総合優勝を目標に掲げていたポール・セイシャス。

 

しかし、その頂点への道のりは、自らの落車によって唐突に絶たれることとなってしまった。

悲劇は前日の第7ステージで起きた。ニュートラルが解除されたあとに、時速70kmでコントロールを失ってアスファルトに叩きつけられた衝撃は、彼の身体に重いダメージを残した。

 

チーム陣営からの指示は「絶対にリスクを冒さないこと」だったという。それでも彼は総合争いへの一縷の望みをかけ、全身の痛みを押し殺して第8ステージのスタートサインに署名した。

プロトンの中で苦悶の表情を浮かべながらも、エースとしての意地と責任感だけでペダルを回し続けた。

しかし、過酷な山岳コースとレースの高速化は、傷ついた身体に容赦なく襲いかかる。限界を超えた痛みに耐えきれず、フィニッシュまで95キロを残した地点。つまり下り終えた時に、彼はついに自転車を降りる決断を下した。

リタイヤの一番の原因は、手の痛みだったという。下りでブレーキが遅くかけれない状態だったのだ。トップ選手はブレーキはギリギリまでかけない。そんな微妙な手加減が痛みで出来ていなかった。

驚くべきことに、彼がレースを途中棄権するのは自身のキャリアにおいて今回が初めてのこと。

誰よりも完走への執念を持ち、結果を追い求めてきた彼にとって、自らの意思でレースを降りるという選択は身を裂かれるような思いだったに違いない。

最高の結果を狙える好調さを維持していただけに、この結末はあまりにも残酷だ。今は心身の回復を最優先とし、再び力強い走りでプロトンに戻ってくる日を待ちたい。

 

 

上記は、チームバスに戻る時の様子だけど、歩くには全く問題なさそう。数日は休養してツール・ド・フランスに備えるとのことだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました