クリス・フルームは、2019年シーズンを奪ったクラッシュで受けた怪我から回復するため、腰と肘の金属プレートを取り除く手術を受けた。
この手術は、 クリテリウム・デュ・ドーフィネのクラッシュ事故以来3回目の手術となる。
9月に一度自宅でケガしてますからね。
病院のベットから報告
Less some hardware from my hip & elbow 😎 Feeling groggy but all went perfectly 👌 #roadtoTDF2020 #roadtotokyo2020 pic.twitter.com/itpxtLAF83
— Chris Froome (@chrisfroome) November 8, 2019
腰と肘のハードウェアを少し減らしてください。少しめまいがしましたが、すべてが完璧にいきました。
とフルームはツイート。
生涯、大腿骨の下部に金属棒が残るが、右股関節を安定させるプレートと右肘を固定するネジは、予定通り除去に成功。
この手術は、金曜日の朝、フランスのサンテティエンヌ大学病院で行われた。 これで歩行する際に、引きずっていた足も少し良くなることでしょう。
歩くと音がしていたといいますからね。
今後の予定
術後、数週間は休みとなる。トレーニングの再開は12月から。
フルームの予定としては、来年2月からレースに復帰したいと希望している。普段のシーズンであれば4か月でツール・ド・フランスに間に合っていた。
だが、現在左右の太ももの筋力差もあり、通常のトレーニングをこなすレベルまで戻ってはない。
これについては、以下でも書いている。
だが、フルームは間に合わない、不可能であると信じる理由が見つかるまでは目標として努力し続けるつもりだ。
2020ツール・ド・フランスのコースは例年に比べて厳しい山岳が増える。復帰を目指すクリス・フルームには優しくないコースだ。
これまでのように、第3週まで総合勢が動かないというツールではなくなるはずだ。だが、その前に、まずはチームセレクトに勝ち残ること。
次に、リーダーとして認められるレースを展開すること。相手は、エガン・ベルナルだ。世界最高峰のクライマーとのチーム内でのリーダー争いもある。最強でなくてはアシストも得られないのだ。
とても厳しい道のりであることは間違いない。だが、諦めることなく、是非、元のレベルまで戻ってほしいと思う。
手術の成功は、その第1歩だ。
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