過酷な石畳が待ち受けるパリ〜ルーベにおいて、パンクやホイールの破損といった機材トラブルへの対策は勝敗を分ける重要な要素となる。
各チームがフォームインサートやチューブラーグルーで対策を講じる中、Lidl-Trekは2026年のレースに向けて「ダブル・バブル」と呼ばれるこれまでにない革新的な安全システムを実戦投入する。
Odyssey OPTIS
Don’t call it an inner tube: Lidl-Trek to debut innovative ‘double-bubble’ safety system at Paris-Roubaix https://t.co/518HxiNp6t
— Cyclingnews (@Cyclingnewsfeed) April 10, 2026
レース前の機材確認において、マッズ・ピーダスンのスペアバイクに珍しいダブルヘッドバルブが装着されているのが発見された。
これはBMXの世界で知られるOdysseyブランドのOptis(オデッセイ・ニューマチック・タイヤ・インサート・システム)という製品だ。
このシステムはナイロンで補強されたTPU製のインサートであり、内圧を上げても膨張しない構造になっている。
Lidl-Trekの説明によれば、インサートには6bar(87PSI)という高い空気圧が充填され、その外側にある32mmのPirelli P Zero Race TLR RSチューブレスタイヤにはそれよりはるかに低い空気圧が設定される。
チームはこのシステムを冬の間テストし、「ダブル・バブル」と呼んで評価している。
このインサートは、タイヤのビード落ちを防ぎ、衝撃やリム打ちパンクから保護する役割を果たす。
フォームインサートよりも軽量でありながら、パンク発生時にも選手が少しでも長く走り続けられるようにサポートし、リムの致命的な損傷を防ぐ。
さらに、インサートがパンクした場合には空気がチューブレスタイヤ内に放出され、シーラントが穴を塞ぐまでの間、空気圧を補うというメリットもある。
また、Lidl-Trekはパリ〜ルーベの石畳に対応するため、ボントレガーの頑丈なグラベル用ホイールセットを使用する。
さらに、今季のクラシック戦線でSRAMスポンサーチームに広く採用されているグラベル専用のSRAM Red XPLR 1xグループセットを組み合わせてレースに臨む。
これでパンクに対応できて勝利に貢献できるといいのだけど。
Lidl-Trekのメンバーは
The Lidl-Trek riders hoping to carve out a piece of their own Paris-Roubaix history on Sunday 🪨😈#ParisRoubaix #ParisRoubaixFemmes pic.twitter.com/oWbku5v9UX
— Lidl-Trek (@LidlTrek) April 10, 2026
- マッズ・ピーダスン
- マティアス・ヴァチェク
- ジョナサン・ミラン
- ヤコブ・セーデルクヴィスト
- マティアス・ノルスガード
- マキシミリアン・ヴァルシャイド
- エドワード・トゥーンス





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