今月ギリシャで開催されたロドスGPで、EF Education-EasyPostの育成チームであるEF Education-Aevoloの選手が、かかと部分にフィン状の突起を持つ特徴的なシューズを着用しているのが目撃された。
これは「VeloVetta Monarch」というトライアスロン用のエアロシューズであり、その特異な形状からUCI(国際自転車競技連合)のレギュレーションに適合しているかどうかが海外メディアで議論を呼んでいる。
ただ、このシューズ2023年には登場しておりトライアスロンでもトラック競技でも使われているのだ。
VeloVetta Monarch
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ロードスGPにおいて、EF Education-EasyPostの開発チームが、オーバーシューの下にこうした改良を施したシューズを履いているのが確認された。
これがシューズに追加されたフェアリングなのか、それとも全く新しいシューズなのかは不明だが、その実装方法次第でUCIの規定に適合するか否かが決まるだろう。
この形状は、シューズの後方に気流を定着させやすくし、この領域の空気抵抗を大幅に低減することを目的としている。
足首と踵の部分には、かなり複雑な形状の気流分離構造がいくつか設けられており、足や脚のこの部分の背後の気圧を制御できれば、大きなメリットが得られるだろう。
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空力特性を高めたシューズの使用を禁じるUCIの規定に、このフィン付きのシューズが抵触するのではないかと疑問視されている。
ただ、上のInstagramの動画を見るとわかるけれど、カチッとホールドするためについている。
かかとのレバーを操作すると、瞬時に靴を閉じたり開いたりすることができる。かかとのダイヤルで希望の張力を事前に設定する仕組みだ。こうすると、いつでも完璧で快適でぴったりとしたフィット感が得られるという。
VeloVettaの創設者であるエド・オマリーは、約340から350ユーロで販売されているこのシューズがUCIの規則に完全に適合していると反論している。
「トラック競技の世界選手権の前に、アメリカ代表のアンダース・ジョンソンが審査員にシューズを提出し、レース前に承認を得ている。彼はそのシューズを履いて個人パシュートで銅メダルを獲得した」
まあ、シューズカバーをしているから突起物のように見えたというのが正解か。
トライアスロンの世界から持ち込まれたこの機材が、今後プロのロードレース界で広く普及していくのか注目が集まっている。



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