昨日記事にしたタデイ・ポガチャルのファンへの苦言のStravaの投稿。
やはりみんな見逃していなかった。タデイ・ポガチャルがパワーデーターを公開していたのだ。
皆さんも見ただろうけど、これまで推測されていたタデイ・ポガチャルのFTP値は400W以上で間違いないようだ。
脅威のFTP415W

photo タデイ・ポガチャルのStravaより
普段、UAE Team Emirates – XRGはポガチャルのパワーデータを厳重な機密事項として扱っている。
これまで信頼できる情報源は、2024年のポッドキャストで彼自身が語った「Zone 2(耐久走ペース)は320〜340W」という言葉くらいしかなかった。
この時には、元気なときは心拍数150~155bpm、疲労しているときはそれより少し低い心拍数、平均320~340ワットでの安定した「Zone 2」トレーニングだとコメントしていた。
しかし、今回のStravaの投稿では、130kmを平均時速41kmで駆け抜けたという強烈な記録とともに、彼自身の「パワーゾーンの推定値」が一般公開の設定になっていた。
明らかになった7つのパワーゾーン

photo タデイ・ポガチャルのStravaより
Stravaは、パワーメーターからのデータをもとにユーザーの各トレーニングゾーンを自動で算出している。
公開されたポガチャルのデータ設定は以下のようになっていた。
- Z1 (リカバリー): 0-236 W
- Z2 (エンデュランス): 237-322 W
- Z3 (テンポ): 323-387 W
- Z4 (スレッショルド/閾値): 387-451 W
- Z5 (VO2Max): 452-516 W
- Z6 (無酸素): 516-645 W Z7 (神経筋): 645+ W
これまで、タデイ・ポガチャルのレース中のデータや体重(約66kg)から、彼のFTPは約415Wだと推測されてきた。
FTPとは
Functional Threshold Powerの略で、通常は1時間維持できる最大パワー(しきい値電力)またはワット数。
今回公開されたデータにおいて、Z4(閾値ゾーン)の設定値が「387〜451W」となっており、中間は415Wとなる。
これは、長年の推測を裏付ける決定的な証拠となった。 なお、この日はZ3(100分)とZ2(60分)を行き来するトレーニングを行っており、平均303ワットを記録している。
ただ、ポガチャル自身はパワーメーターの数値を絶対視していない。
パワーメーターは様々な要因で不正確になる可能性があるため、彼は「12歳の頃から使っている心拍計」をより信頼していると語っている。
「心拍数だけでも走れるけど、心拍とパワーを比較するのは常に良いことだからね」と語る通り、この日の過酷な3時間のトレーニングにおいて、彼の心拍数は平均144bpmという驚くべき安定感を保っている。
現代サイクリング界の最高峰に君臨する男は、とてつもないパワー数値を叩き出しながらも、あくまで自分の身体が発する声(心拍)を最優先にしているようだ。
さあ、プロサイクリストはこの数値を見てどう感じるだろうか。タデイ・ポガチャルに勝つ、もしくは同じペースで走るにはFTP415Wが必要だということがわかった。
これを練習で出さないといけない。












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