2026シーズンに向けて、EF Education-EasyPostはアイルランド出身のベン・ヒーリーと2029年まで契約を延長したことを発表した。
2025年にはツール・ド・フランスで区間優勝を飾り、マイヨジョーヌを着用したヒーリーに対して、他チームからは財政的に魅力的なオファーがあったとされる。
その中で、EFとの残留を選んだ背景には何があったのか。チーム代表のジョナサン・ヴォーターズが率直に語った。
EF Education-EasyPost残留の決め手は?
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“I was getting mobbed everywhere I went!”
Ben Healy describes the hectic hours following stage 10 at last year’s Tour de France.
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— Off The Ball (@offtheball) February 10, 2026
他チームからはかなり良い条件があったようですね。
ああ。具体的な数字は言えないが、UAE Team Emirates – XRGが提示した額は、我々のオファーの倍以上だったと思う。
普通なら、「もちろんUAEに行くよな、それが筋だ」となる状況だ。それが当然の選択だよ。
それでも彼はEFを選びました。決め手は何だったのでしょうか?
実際、二度と起こらないかもしれないね。 彼はここでの環境、コーチのジェイコブ・ティッパー(Jacob Tipper)との関係、そしてチームメイトとの絆を信じてくれたんだ。
彼は純粋な金銭的な決断ではなく、忠誠心と感情に基づいた決断をしてくれたんだ。 今のサイクリング界、いや現代社会において、そんなことは滅多に起こらない。
実際、我々は何度も苦い経験をしている。例えば、アイザック・デルトロのケースだ。
UAEで鮮烈なデビューを果たしたメキシコの若手ですね。彼を狙っていたのですか?
もちろんだ。我々は彼を正しく評価し、獲得に動いた。 実際、私は彼に対してチーム史上最高額のネオプロ契約を提示したんだよ。
これまでのどの新人選手に出した額よりも高かった。 それでも、彼はUAEを選んだ。我々の史上最高額でさえ、彼らが提示する条件には及ばなかったということだ。
資金力の差を見せつけられたと。
そういうことだ。超有望な若手を見つけても、10人のうち8人は期待通りには育たない。だが、残りの2人がデルトロやポガチャルのようになる。
我々はその原石を見つける目利きには自信があるが、いざ契約となるとマネーゲームで負けてしまうことが多いんだ。 だからこそ、今回のベンの決断は本当に特別で、現代のサイクリング界では滅多に起こらない奇跡なんだよ。
う~ん、まるで大リーグとの複数年契約をけって広島カープに返ってきた黒田正樹投手の話を思い出してしまう。義理堅いというか。チームとの永久契約を選んでいるTeam Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールト、Lidl-Trekのマッズ・ピーダスンとも通じるものがある。





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