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EFのヴェロニカ・ユーワーズが告白「身体を酷使し摂食障害で10年間無月経」レースから一時引退

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Photo credit: adambowie on VisualHunt
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EF Education-Oatlyの女性ライダー、ヴェロニカ・ユーワーズがプロライダーの過酷な生活、レース活動から一旦休息を宣言した。

2023 ジロ・デ・イタリア総合4位、2022 ツール・ド・フランス・フェミニン総合9位の実力者だが、何が彼女を追い込んだのか。

彼女の切実な訴えからプロライダーの厳しさが伝わってくる。

 

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休息に

 
 
 
 
 
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ヴェロニカ・ユーワーズの投稿内容

これは私が伝えたかったニュースではない。

数週間前、血液検査の結果を受け取った。ホルモンレベルが依然としてほぼゼロに近い状態であることが判明した。2024年には回復に専念するためシーズン前半を休む機会を得て、2025年に復帰し、トレーニングやレースを続けながら回復の旅を続けたいと考えていた。

率直に言って、競技パフォーマンスを維持しつつホルモン回復を目指す矛盾した生活は(控えめに言っても)非常に苛立たしいものだった。

ホルモンが回復(安定)するまで物理的に不可能なパフォーマンスを求められ、一方でトップレベルでの競技を諦めなければ達成できない回復を目指すという状況は、壁に頭を打ち付けるようなものだったのです。

栄養士と結果を話し合った時、私は打ちのめされた。

二つの選択肢が突きつけられた:これまで通りの生活を続けるか、完全な回復に専念してから競技に戻るか。

私は後者を選択した。したがって2026年はトレーニングもレースも続行しない。

長年にわたり(自転車競技を始めるずっと前から)身体を酷使し続けた結果、自らを窮地に追い込んでしまった。

栄養補給や食習慣は改善したものの、それだけでは不十分だった。最高の状態に戻るには、身体を完全にリセットする必要がある。

平凡なままでいることに疲れた。そして何より、年を取ってもハイキングやサイクリング、ランニングなどを楽しみたいのだ。

協力と理解、サポートをくださった@efeducation.oatlyに感謝します。いずれ復帰し、機能的な身体で世界に自分の可能性を示すことが目標です。今は回復に専念する。

私のありのままの物語に興味があれば、プロフィール欄のリンクからSubstackをぜひご覧ください。

 

ヴェロニカ・ユーワーズは、摂食障害、RED-Sから2023年のトレーニング中に、機能不全となり道端に倒れこんだ。腎不全の危機で全く動けなくなったのだ。

2024年から生理はなく、骨も弱く胃腸機能も最悪。2024年後半に回復のために休養を取ったけれど10年のダメージからは回復できなかった。

 

RED-S(Relative Energy Deficiency in Sport)とは

スポーツにおける相対的エネルギー不足の略称で、運動で消費するエネルギーが摂取エネルギーを大幅に上回り、生命維持に必要なエネルギーが不足する状態です。この状態が続くと、免疫力の低下、月経異常(女性の場合)、骨粗鬆症、疲労骨折、メンタルヘルスの不調などの健康障害や競技パフォーマンスの低下を引き起こします。治療や対策としては、運動量や食事内容の見直しが重要となります。

引用 RED-Sとは

 

以下の彼女の投稿では若い頃からのことが全て書かれている。現在運動はしておらず体重を戻すことに専念している。だけど、アスリートでない自分は想像できないと。

いつの日か、ヴェロニカ・ユーワーズに戻ることを切望している。トップアスリートであり続けるのにはあまりにも厳しい生活となることがわかる。

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