アジア最高峰のロードレース、マレーシアのツール・ド・ランカウェイ。Le Tour de Langkawi(2.Pro)
マハティール元首相が、マレーシアを世界のスポーツと観光の地図に載せるために発案し、1996年から開催されている。
今年はワールドツアーチームが2チームにプロチーム9チームで8ステージが開催される。
過去の優勝者
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2024 マックス・プール
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2023 サイモン・カー
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2022 イバン・ソーサ
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2020 ダニーロ・チェラーノ
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2019 ベンジャミン・ダイボール
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2018 アルテム・オベシキン
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2017 ライアン・ギボンズ
第1ステージ クア~クア 96.7km

コースプロフィール photo letourdelangkawi
平坦のスプリンターステージ。マレーシアのケダ州ランカウイのリゾートタウン、クアで第1ステージが行われる。
- スプリントポイント Harbour Park
- スプリントポイント Bayas
- スプリントポイント Padang Matsirat
- 4級山岳 Bukit Malut (0.4 km・7.3%)
注目のライダーは
- XDS Astana Team アーロン・ゲイト、ニコラス・ヴィノクロフ、マッティオ・マルチェリ
- Team Picnic PostNL
- Uno-X Mobility アレクサンダー・クリストフ、アンダース・ハラン・ヨハネセン、アーランド・ブリクラ
- Tudor Pro Cycling Team アーヴィッド・デクレイン、ヤニス・ヴォワサール
- Team TotalEnergies ジェイソン・テッソン
- Unibet Tietema Rockets オドクリスティアン・エイキング
- Team Solution Tech – Vini Fantini 新城幸也
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
スタート前。
オフィシャルスタート。
4人の逃げ
4人が逃げに成功。
- アドリアン・メール (Unibet Tietema Rockets)
- Rosli Muhammad Nur Aiman Bin (Terengganu Cycling Team)
- Hadden Nate (St George Continental Cycling Team)
- 松井 丈治 (Aisan Racing Team)
スプリントポイント Harbour Park
先頭がスプリントポイントを通過。
スプリントポイント Bayas
2回目のスプリントポイント。
ここからTDT – Unibet Cycling Teamのアドリアン・メールが単独で逃げだす。
一人追いついた。
スプリントポイント Padang Matsirat
3回目のスプリントポイントを通過。
残り31.2km。集団まで55秒差で二人が追走。
- Hadden Nate (St George Continental Cycling Team)
- 松井 丈治 (Aisan Racing Team)
先頭は二人。Unibet Tietema Rocketsのアドリアン・メール。
- アドリアン・メール (Unibet Tietema Rockets)
- Rosli Muhammad Nur Aiman Bin (Terengganu Cycling Team)
カメラが切り替わると単独になっていた。残り26km。
残り25.2kmで捕まった。
残り24kmで単独アタック。
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ベン・カーマン(St George Continental Cycling Team)
残り19.3kmで24秒差。
4級山岳 Bukit Malut (0.4 km・7.3%)
唯一の山岳ポイントをゲット。初日の山岳賞ジャージ確定だ。2ポイント獲得。
残り9.4km。集団はXDS Astana Team、Tudor Pro Cycling Teamが引いている。
残り4.8km。途中スコールもあったけれど、晴れているのでスプリントは問題なし。
残り2.8km。まだ、プロチームは前にこない。
残り1.3kmでUno-X Mobilityが上がってきた。
Team Solution Tech – Vini Fantiniが先頭に。
左からXDS Astana Teamのマッティオ・マルチェリ、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン、Uno-X Mobilityのアーランド・ブリクラ。
マッティオ・マルチェリがアーランド・ブリクラを抜いた。道幅が広いので非常に長いスプリント合戦だった。
マッティオ・マルチェリが勝利だ。昨年はJCL Team UKYOから出場して3勝をあげXDS Astana Teamとのワールドチーム契約を勝ち取っている。
2位はUno-X Mobilityのアーランド・ブリクラ。3位はUAEツアーで鎖骨粉砕骨折したTudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン。予定されていたジロ・デ・イタリアにも出場できなかった。
リザルト
優勝したXDS Astana Teamのマッティオ・マルチェリ
今日はチームが素晴らしい仕事をしてくれた。スタート前に計画していたことをすべて実行してくれた。決勝では、レフ・ゴノフとアーロン・ゲートが僕を前に連れてきてくれて、残り500メートルでクリストフのホイールの上に置いていってくれた。
強力なリードアウトを持つチームがいくつかあるレースでは、僕は有力選手のホイールからスタートすることを好む。でも、ブリクラとデクラインが早めにスプリントを開始したのが見えたから、ラスト300メートルで加速して、なんとか差を縮めて勝ったんだ。
もちろん、明日はリーダージャージを着る。チームはレースをコントロールしなければならないが、リーダージャージに敬意を表し、戦う準備ができていることを示すために、その準備はできている。
レースを勝利でスタートできたことは素晴らしいが、ここで止まりたくない。スプリントで戦いたいステージはまだたくさんある。チームは準備ができているし、勝利のために戦い続けるよ。
2位 Uno-X Mobilityのアーランド・ブリクラ
3位 Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン
スプリントが始まる前に、すでにスプリントを走っていたんだ。自分の数字にも表れている。でも、僕たちはそこにいた。そうしたらマッティオ・マルチェリがやってきた。スタートはまずまずで、まだ微調整が必要だ。良かったけど、もっと良くなるはずだ。
とにかく慣れるのに時間がかかった。特にフィナーレでもう1人を失ったからね。残り5キロのところでセバスチャン・コルツェ・チャンギジがパンクしたから、3人で解決するしかなかったんだ。最終的にはうまくいったよ。
第1ステージ リザルト
総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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