Envioloは、自転車用トランスミッションのAutomatiqの最新製品を発表した。
連続可変トランスミッション(CVT)設計を使用して、シームレスに自動的にギアを変更する。
ライダーが要求するより重い負荷と、より高いトルクを提供することが出来る。
自動的にギアを変えてくれるならば、考えなくて良いので便利ですね。
Enviolo Automatiq CVT自転車トランスミッション
Envioloは、Eurobike 2019で新しいAutomatiqトランスミッションを披露した。
トランスミッションとは
トランスミッションは、大小様々な歯車や軸などで構成され、エンジンから出力される駆動力を車輪へと伝える動力伝達装置のことです。別名、変速機とも言われています。
Automatiqシステムは、速度、ケイデンス、地形などの変数に基づいて自動的にシフトする。
新しいシステムは、改良されたシフトモーターを備えたCVTデザインを使用しており、以前のモデルと比較して、より重い負荷とライダーからのより大きなトルク入力を可能にする。
利用される用途としては、カーゴバイクのように思い荷物を運んだりする場合に便利だ。
いちいちギアチェンジしなくても、自動的にギアをシフトしてくれるのはありがたい。
重い荷物を運んでいて、ギアチェンジのために手元を見たりしていたら危険ですしね。
Eurobike 2019では、カーゴバイクの専門家であるTern BicyclesなどのOEMパートナーと一緒に発表を行っている。
Envioloは様々な「グループセット」の選択が可能。
電動バイクのギア変速と同じような考えですが、より重い物を運んだりも出来るので高トルクの出力設定とかあるようです。
オプションには、シティ、トレッキング、スポーツ、貨物、コマーシャルが含まれる。
Envioloのアプリでは、システムの構成、ソフトウェアの診断と更新などを行うことができる。
Automatiqシステムは、
- Bergstrom
- Brinckers
- HNF-Nicolai
- Koga
- Tern
- Urban Arrow
- Winora
などのパートナーとともに2020製品として利用可能となる。
たとえば、EnvioloのAutomatiqシステムを搭載した、Ternのカーゴバイクでは最大200kgの荷物も運ぶことが可能。
ドライバーの体重を足すと260kg以上を動かすのだから凄いパワーが出ることになる。
将来的に、ロードバイクにも応用してくれると初心者でも簡単に扱えそうでよさそうなんですけどねえ~。
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