パリ~ルーベでスーパーワウトは復活するかと思っていたけれど、序盤の落車もあり後手に回る場面が散見された。
注目のバイク選択はCervélo Soloistだった。2023年以来の出場となるワウトはホイールにGraavaの自己膨張・収縮タイヤシステムを採用。
クランクはヨナス・ヴィンゲゴーが短いものを使っているけど、ワウトは172.5mmと通常の長さで挑んだ。
表彰台を争えるなんて驚き
🇫🇷Paris-Roubaix
Le podium est complété par Mads Pedersen qui bat sur le vélodrome Wout Van Aert et Florian Vermeersch. #cyclisme #ParisRoubaix #Roubaix pic.twitter.com/xa8VoEgt3y
— CyclingRag (@SebastienFlanq1) April 13, 2025
レース後にワウト・ファンアールトは、息子のジョルジュにどうして4位だったのと聞かれている。
「だって、もっと速い人が3人いたんだぞ」と父親は答えるしかなかった。
ワウト・ファンアールトのコメント
3位を獲得できなかったのは残念だ。マッズ・ピーダスンの方が強かった。スプリントのスタートが早かったのに、追い抜くことができなかった。
トゥルーエ・ダレンベルグでは、ライバルにギャップを許してしまった。レース序盤の軽いクラッシュで、すでにエネルギーを消耗していた。
それが、レースで最も厳しいセクターの一つであるあの重要な瞬間に、僕を苦しめてしまったんだ。
最後に表彰台争いができてよかった。マシュー・ブレナンと私は追撃モードだった。ブレナンは素晴らしいレースをしてくれた。一緒にいてくれてうれしかった。
今日はマチュー、タデイ、マッズが私よりも強かった。4位が私の限界だった。レースの展開をありのままに反映していると思う。
今日はGraavaシステムが完璧に機能した。それがライバルに対して大きなアドバンテージになった。こういうレースには理想的だ。
また、ワウト・ファンアールトはブランバンツ・パイルとアムステルゴールドレースをジロの前に追加することを発表している。
スーパーワウトが戻ってこれるのか注目しておきたい。
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